2021年11月26日 最新旅行情報

海外から帰国後の隔離はいつなくなる!?

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2021年11月現在、新型コロナウイルスの影響で、まだまだ海外渡航が自由に制限なくできる状況ではありません。一日も早く状況が落ち着いて、安心して楽しく海外旅行を楽しめる日を期待しない日はありません。まわりを見てみますと、国境をオープンにする国が増えてきました。ワクチン接種が完了している人には、隔離を要求せずに到着日から普通に観光可能にする国も出てきています。そうなってきますと海外旅行の障害になるのは、日本に帰国してからの隔離になります。この隔離が今後いつなくなっていくのかについて、3つのトピックに分けてお伝えしたいと思います。最後には隔離はいつなくなるのかの大胆予想もしたいと思います!

動画で詳しく知りたい方はこちら

現状の隔離のルール

まずは現状の隔離ルールから見ていきましょう。
図にあるように、現在日本に入国する方は全て帰国後14日間の隔離期間が必要となります。
その中で10月1日から、新型コロナウイルスの有効なワクチン接種証明書を持っている方は、10日目以降に自主検査し、陰性結果を入国者健康確認センターに届け出て、待機終了の知らせをもらえたら、11日目からは隔離終了となり、自由に行動することができます。
そして11月5日に「ワクチン接種済みかつビジネス往来」などの条件を満たした上で、入国する人に対して、受入責任者が管理することを条件に、自宅などでの待機期間中に、4日目以降の行動制限を緩和する措置を導入しました。
簡潔に言いますと目的がビジネスの往来で、対象となる国からの入国は3日間の隔離をすれば、4日目以降は行動制限が緩和されるという新しいルールです。このルールは11月8日から開始という事で、大きな話題となったのですが、実際に蓋を開けてみると、事前の申請が必要なのですが、その申請先の監督官庁がどこにあたるのかわからずに、たらいまわしにされたり、申請にかかる時間が最短でも3週間など、実際にそこまでの労力をかけて、申請をしても、4日目以降の行動内容は「事前申請」が必要だったり、日々の活動内容や健康状態に報告義務、公共交通機関の利用の制限、 「受入責任者」が空港への出迎えをする必要あり、会食後は、参加者全員の健康観察義務、仕事でも人との接触は最小限、買い物の所要時間は15分以内等々、普通に考えて現実的では無いここまでするなら、あと6日待機しているほうが良いのでは?ということで、いまいち現実的ではない施策となっています。
ただ流れとしては、10月にワクチン接種証明書を持っている方で、自主検査をした方は、14日間が⇒10日間に、
11月8日からは目的限定、申請が必要ではありますが、10日間⇒3日間にできる施策がなされていることを覚えておいてください。

海外旅行再開に向けたロードマップ

つづいて、海外旅行再開に向けたロードマップを見ていきましょう。
こちらはJATA(日本旅行業協会)が7月末に発表した海外旅行再開に向けたロードマップです。
JATAは旅行代理店の業界団体です。とても嬉しいことに、今のところかなりの項目がこのロードマップで描いた通りの流れとなっています。国内の接種状況はほぼ80%に達成しており、渡航規制緩和の部分を見ますと、ビジネストラックの再開はまだ一時停止状況ではありますが、先ほど紹介した11月8日からの『ワクチン接種済みかつビジネス往来』の施策がこれに該当するのではないでしょうか。入国者数上限人数の見直しに関しては、11月26日から1日あたりの入国者数の上限を3,500人から5,000人に引き上げると発表しました。あとは外務省の感染症危険レベルの引き下げと隔離の緩和が焦点になってきます。現在の外務省の感染症危険のレベルは3又は2のレベルで、レベル2ですと旅行会社がツアーを催行しないレベルですので、まだまだの状況です。
隔離の緩和に関しては、段階的に進んできている状況です。

隔離はいつなくなる?

最後にいつから隔離はなくなるの!というところですが、
私は2022年1月までにはレジャー目的での隔離も大幅な緩和、
もしくは撤廃されるのではないかと予想します。

他の国でもそうですが、ワクチン接種が進み、重症化する方が少なくなってきて、医療をひっ迫するような状況にならなくなってくると、これ以上人流を抑えて、陽性者を出さない事に注力するのではなく、普通に経済活動をしながら、コロナと付き合っていくという生活様式を模索しだします。理想としてはイギリスやタイ、ベトナムなどがそうしているように、今後の海外との往来の再開をどのような時期に、どのタイミングで実施していくかのロードマップを国が示してくれることですが、日本では国として、そのようなロードマップはまだ示されていません。ただ、現在の日本の状況を見る限り、ワクチン接種が完了している方に対しての入国後の隔離14日間は、他国と比べるとかなり厳しいものであり、そのルールを是正してほしいとの声が多く上がっているのも事実です。今の陽性者数などを考えると、日本の繊細な国民感情を加味しても、上手く行けは年内に観光目的での隔離緩和も、十分考えられると思います!
この予想が当たることを切に願っております!

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