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ペルー南部の乾燥した平原に広がるいくつもの巨大な地上絵。 動物・鳥・虫・幾何学模様・人間など大小様々な絵は、「誰が」「何のために」「どのように」描いたのか、多くの謎に包まれたままです。 1~6世紀頃のナスカ文明全盛期に描かれてから今まで、その極端に乾燥した気候や地表近くの空気の層が、地上絵を1000年以上も現状の形で守ってきたと言われています。地上絵観光は、セスナによる遊覧飛行で空から見るのが一般的です。 ナスカの空港から35分ほどのフライトで主な地上絵を上空から見ることができます。セスナ観光だけではなく、観察やぐら「ミラドール」に上って間近から眺めてみれば、また違った地上絵の姿が見られます。 近くで見ることでその大きさを実感することでしょう。 実際に目にしたその神秘的な巨大絵に、ますます謎が深まるかもしれません。