世界一周航空券とは?

世界一周航空券とは?

世界一周航空券とは、太平洋と大西洋を越えて、東回りまたは西回りのどちらか一方向に進み、出発地へ戻るための航空券を指します。利用期間は最短3〜4日、最長1年まで設定でき、旅のスタイルに合わせて柔軟に使えるのが特徴です。

「1枚の航空券で自由に世界中を飛び回れる」と思われがちですが、実際には少し仕組みが異なります。世界一周航空券は、通常の航空券と同じく“1区間につき1枚”の航空券を、利用できる最大区間数の範囲でまとめた“航空券のセット”です。

料金は、そのセット全体で飛んだ総距離、または訪問した大陸数によって決まります。そのため、出発後に自由にルートを変えることはできず、事前に訪問都市やルートを決め、必要な区間の航空券をまとめて購入する仕組みになっています。

世界一周モデルルート

旅行日数、滞在都市とその回数、旅行経路に制限があります。

主な世界一周航空券は、最大1年間の旅行が可能です。ただし、商品によっては最低旅行日数が定められている場合があるため、短い旅程で計画する方は注意が必要です。

また、「世界一周航空券」といっても、世界中どこへでも自由に行けるわけではありません。前項で説明した通り、世界一周航空券は複数区間の航空券をまとめた“航空券の束”であり、利用できるのはその区間を実際に運航している航空会社(自国または相手国の航空会社)に限られます。
つまり、利用できる航空会社によって訪問できる都市も制限されるということになります。

「それなら、すべての航空会社を自由に使える世界一周航空券があれば便利なのでは?」と思うかもしれませんが、残念ながらそのような航空券は存在しません。実際には、複数の航空会社がアライアンス(航空連合)を組むことで、互いの路線を接続し、世界一周が可能になっています。
裏を返せば、アライアンスに加盟していない航空会社は利用できないという仕組みです。