2019年09月01日 ボランティア

2019年夏フィリピンボランティア

2019年夏体験談

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2019年夏体験談

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【フィリピン2019年夏体験談】

ボランティア体験

森倉さん(名古屋学芸大学)                                             「自分に自信を持てるようになりたい」これがずっとわたしの課題でした。今回参加したことにより、仲間が私のいいところをたくさん見つけてくれたおかげで、自信につながりました。自分を好きになれました。 そして新たに「本当の意味で人を大切にすることとは何だろう?」と考えました。現地の子どもたちや大学生は、たった4日間しか関わらない私たちに対して、愛情をもって歓迎してくれました。

その後のやりとりなどを通してみても、私たちを大切に思ってくれていることを感じ、その場限りの人付き合いをしてきた自分であったことを反省できました。 バセコでは、子ども達の笑顔を始めて見たとき、自然と涙が出ていました。心からの笑顔が眩しく、こんなに素敵な表情を見たことがない、と感じました。本当に私たちが来ることを楽しみに待っていてくれたように思え、同時に何もできない私であることが申し訳なくも思えた涙だったように思います。

子ども達と遊んでいると、こんなに汗をかいたことがないんじゃないかと思えるほど無邪気になって遊びました。考えてみると、日本はどこもクーラーがあり、ゲームがあり、綺麗な食事が毎食用意され、恵まれた日々を送っています。物は豊かになったけれども、みんなスマホとコミュニケーションをとり、うつむき、表情が乏しくなったように感じます。しかし現地の子どもたちは、遊ぶ物が無くても自分たちで遊びを考え、元気に外で裸足でも走り回って遊びます。足は傷だらけです。服も穴が空いてます。それでも彼らは幸せそうでした。

そこで「幸せとは何なんだろう?」と考えました。 私は今回で考え方が変わりました。身の回りのものは必要最低限でいい、それでも身の回りの大切な人を、大切にしよう、と心から思いました。そのため日本に帰ってきてからは、周りの大切な人に、感謝の気持ちを恥ずかしがらず、丁寧に伝えることを毎回するようにしました。なぜならば、フィリピンで居た時は、言葉が通じずもどかしく、つたない英語で感謝の気持ちを伝えましたが、今は日本にいて言葉も通じるのに、伝えなくてはもったいない!とおもったからです。またもう一つ「明日も必ず会える保証はないから、いつ最後になってもいいように接する」ということをバセコの子ども達から教えてもらいました。

子どもたちは「明日もバセコにくるの?」と聞き「くるよ」と答えたとしても、お別れのバスは走って追いかけながら手を振って見送ってくれました。この出来事から、私もいつ最後になっても後悔しないように、今感じた感謝の気持ちは、その時に伝えよう、と考えがかわりました。 他にもたくさん素敵な事がありましたが、ここには書ききれません。それほどの学びと経験と出会いがあり、JSTのボランティアツアーに参加して本当に良かったと思いました。私の人生を彩ってくれてありがとう。

フィリピンボランティア

大岩さん(名古屋学院大学)                                              私がJSTのボランティアに参加しようと思ったきっかけは、周りの方にオススメされたからです。バリとフィリピンのどちらに行くか悩みましたが、私はフィリピン パナイ島のイロイロに行ったことがあるので、もう一度フィリピンに行き、違う視点からもっとフィリピンについて知りたいと思い、フィリピンボランティアに決めました。

今回のボランティアでは、さまざまな人と多く関わることができるため、「人」をテーマに違う視点でフィリピン マニラを見てきました。私はフィリピンで、人の温かみを直に感じ、幸せとは何なのか考える機会が多くありました。 初めてスラム街のバセコという地域に行き、孤児院でたくさんの子供達と関わりました。私が想像をしていたよりも、みんな元気で、笑顔で、人想いの強い心を持った子ばかりでした。

食料支援のため、私たちが市場に材料を買いに行き、作ったお弁当を子供たちに渡しますが、取り合いになんてならず、お祈りをして、順番を守ります。普通のことかもしれませんが、食糧が貰える保証がない生活の中、それができることは、凄いことだと私は思いました。

また、バセコの後は現地の大学生との英語交流がありました。日本人1人につき、フィリピン人1人がペアになり、バディを組みます。バセコよりも交流する時間が短いので、仲良くなれるか心配でしたが、バディは「仲良くなるのに時間なんて関係ない」ということを教えてくれました。帰国日に別れを惜しんで、泣いてくれる子もいて、フィリピン人の優しさに触れることができました。二度目のフィリピンは辛いことを目にする時もありましたが、その環境の中で全力で1日を生きる現地の方の力強さに感動し、フィリピンの現状を自分の目で確かめることができました。

今回フィリピンへボランティアに行った経験は私の人生の中でかけがえのない思い出となりました。この一回のボランティアに行って終わりではなく、まずは意識から変えて、日本でも自分は何ができるかを考え、今後生きていきたいです。

学生ボランティア

佐藤さん(金城学院大学)                                               私は、行く前まで「今からボランティアに行く」って言う気持ちよりも、フィリピンってどんなところなんだろう早く行ってみたいなぁって言う好奇心しかなかったです。1日目はついたぁって思ってレストランでご飯食べてホテル帰ってきたらもう眠いみたいな気持ちでさらっと過ぎて、2日目は、初めてのバセコ。バセコは思っていたよりも明るくて、色合いも良くて、市場もあって、、思っていたよりもとっても綺麗で驚きました。

1日目はご飯班で、市場についた時、びっくりするくらい臭いが生臭くて正直驚きました。奥に行けば行くほど、魚に近づけば近づくほど臭いはきつくなってきて、、、でもそれ以上に日本では絶対に見ることのない、新鮮な景色に驚いたし、この風景を絶対に忘れたくないと思いました。

料理が終わったらいよいよ子供達との交流。子供達はとっても笑顔で近づいてきて、とっても可愛い。英語を喋れる子供と、喋れない子供がいました。バセコの子供たちは、おんぶをしようとしてなくてもよじよじ登ってきてとにかくめっちゃめちゃに可愛かった。そのあと大学生と交流会。バディーはめちゃめちゃ可愛くて頭がよさげな子だった。名前はzie!!!今もずっと大好き!2日目は色々と神経的にも体力的にも疲労が来て大爆睡。

3日目以降は2日目よりも辛くなくてめっちゃ楽しいが勝った。そんな日が3日間続いて4日目のバセコ最終日。子供達が手紙くれたりI will miss youって言ってくれたりなんかとにかく感動した。あーこのツアー参加してよかったって思った1番の思い出かもしれません。

次の日は大学生交流。バディーと1日中一緒でとっても楽しかった!!英語が喋れなくても、なんとか頑張れば伝わるってことを学びました!大学生とのお別れ会は正直めっちゃ寂しかったです。もう二度と会えないのかもしれないと思うと本当に悲しかったです。私は、この8日間で、出会いと別れの両方を経験して強くなれたと思っています。

また、フィリピン人の心の暖かさにも惹かれました。最後に1番このツアーに参加してよかったと思うところは、ニムさん含め17人と一緒に多くのことを学べて、それを共有していくうちに自分自身も強くなれたところです。
本当にこのツアーに参加してよかったと思っています!

ボランティア活動

髙橋さん(椙山女学園大学)                                              このボランティアに参加して、関わった全ての人から多くのことを学びました。まずバセコの子供達。彼らは私が思い描いていた暗さなど一切感じさせず、貧困を想像させないほどの明るさと純粋な笑顔で毎日飛びついてくれました。遊ぶ道具が無くても、追いかけっこをするだけでとても喜んでくれる。どれだけ自分がお腹が空いていても兄弟で分け合い、おもちゃなども譲り合い、タオルなど実用的なものを欲しがる。

また、お弁当を貰えなかったとしても、冷房の効いた部屋の中でたくさんの料理を食べ、残している私達に対して嫌な顔一つせず、求め、遊んでくれました。毎日決められたものを買い、料理をし、本当にこれがボランティアなのか、という事を毎晩のようにミーティングの際にみんなで話し合いました。

しかし、現地の添乗員の方は現地に足を運び、現状を知ってくれるだけで充分だと言ってくれました。また、帰る時に最終日でもないのに毎日バスを追いかけて来てくれるのは、いつが最終日なのか分からないから、後悔の残らないように追いかけてくれているのだということも教えてくれました。本当に純粋に私達のことを思っているのだということを痛感し、とても胸が熱くなりました。自分や日本の子供達はそのような純粋無垢な心で、周りの人と接することができているのだろうか。

次に、大学生からは同じ歳とは思えないほどの英語の流暢さに刺激されたが、それよりも私はフィリピン人の明るくオープンな性格に羨ましさを感じ、とても尊敬しました。全員が、その場を盛り上げてくれて、それも一生懸命やっている感はなく、自分達も全力で楽しんでいるのだということがとても伝わってきたため、こちらも自然と笑顔が零れていました。日本人が訪問しているのに、日本人が現地のタガログ語を覚えようとするよりも一生懸命日本語を覚えようと質問し、話しかけてくれました。

日本人だから消極的なのだという事を理由にせず、見習える所はしっかり見習い、彼らの人間性や優しさを忘れず、自分も少しでも近付けるように、どんな場面でも心から楽しめるようになりたいと思いました。最後に、一緒に行ってくれたメンバーは、みんな一人一人個性があり、本当に楽しい8日間を過ごさせてくれたことへの感謝の気持ちでいっぱいです。

その中でも、毎晩行っていたミーティングでとても感化されました。私はこの参加者の中で1番年下でしたが、1学年や2学年しか違わないとは思えない程芯が強く、自分の考えをみんなが持っていて、同じ場所で同じ活動をしていたはずなのに、私は全く気付けなかったことに疑問を持ち、質問していて、私はこのボランティアに参加する前に積極的に行動するという事と幅広い視野を持つことを目標としていましたが、私の目標とする像が見えた気がしました。

また、大学生活で色んなことを経験して彼らのように幅広く物事を見れるようになってからもう一度同じ場所に行きたいと思わせてくれました。まだ、自分が出発前と比べて何が変われたのかは明確には分からないが、今回フィリピンで見た景色を忘れず、日本でも自分に出来ることを考えながら生活していきたいと思いました。また、現地に足を運んで自分の目で見ない限り、ネットや人の意見だけでは分からない景色や人柄があるのだということをとても痛感したので、自分の目で多くの景色を見たいと思いました。

フィリピンボランティア

上田さん(椙山女学園大学)                                              私はこのフィリピンボランティアに行こうと思ったきっかけは、動画を見て、子供達の笑顔を見て、この笑顔を自分の目で見たい、そして自分の目でスラム街の現状を確かめようと思ったからです。

初めてスラム街に行く途中、私は最初だから子供達やスラム街の大人の方々にどんな反応をされるのかとても不安でした。よそ者だから冷たくされたりするのではないか、子供達は懐いてくれないのではないか、などの不安でいっぱいでした。しかし着いてみると、大人の方が出迎えてくれて私達を歓迎してくれました。とても優しい笑顔でした。そして教室でバセコについての説明を受けている時、教室の窓から私達を見る子供達のキラキラした目は未だに忘れられません。

私はその子供達の表情を見た時に、ここに来るという決断をして良かったと思いました。子供達は綺麗な服を着ていません。靴も履いていない子がほとんどです。しかし、みんな笑顔でした。誰一人悲しい顔をしている子はいませんでした。そしてなにより心が優しかったです。みんな前を向いて、今を精一杯生きている事が伝わりました。

4日間バセコでの活動があるので、明日も来るよ。と伝えても、子供達は毎日必死にお別れをしてくれました。それはきっと1日を絶対に後悔しない為ではないかと私は思いました。それに比べて私は明日も来るから、なんて軽い気持ちで1日を終えていて、この気持ちでは子供達に真っ当に向き合えていない、このままではいけないと思いました。私は子供達から学ぶことしかありませんでした。いつも笑顔で毎日を一生懸命生きている、そんな姿を自分の目で見る事ができて本当に良かったです。

大学生との交流では、日本の中にいては気づけなかった自分の直すべきところが分かりました。フィリピンの大学生は人の目を気にせず、自分のやりたいことを自信持って今やる、というスタンスに私はとても憧れました。どうしても人の目を気にしてしまってできない事が今までの人生でも沢山ありました。これからは後悔をしないように積極的に行動していきたいでふ。フィリピンの大学生は自分のバディじゃなくても、名前を覚えてくれて、呼んでくれて、優しくて、沢山喋ってくれました。不安な私達を全力でサポートしてくれました。誰にでも優しく、愛情深い人になりたいと思いました。

そして、16人と二村さんの17人で過ごした8日間は私にとってかけがえのない大切な思い出になりました。毎晩のミーティングでそれぞれの思いを語り、分かち合って、毎日みんなの良い所を探しました。お互いが切磋琢磨し合える仲間だったから、こんなにも8日間全力で過ごせたし、この17人じゃなかったらこんなにも素晴らしい8日間にはならなかったと思います。かけがえのない仲間に出会えて、フィリピンボランティアに参加して、本当に良かったです。

ボランティアツアー

鈴木さん(愛知県立大学)                                                まず言いたいのは行って本当によかったってことです。百聞は一見にしかずという言葉は本当だなと思います。ボランティアに行く前フィリピンには発展している部分とそうじゃない部分があって格差があるというのは聞いてました。予備知識として格差があるのを知っていたけども、実際自分の目で見るとバスを数分走った距離の間でこれだけ世界が違う場所が点在するのかと驚きました。

バセコのボランティアでは子どもたちと遊んだり、昼食を配りました。私たちよりも食べてる量が少ないはずなのに子どもたちはとても元気でした。私が疲れてると察したのか、椅子に座らせてくれて私のタオルで汗を拭いてくれてすごく優しい子たちでした。スラム街に勝手なイメージで怖いとか暗いっていうレッテルを自分で貼っていたけど、実際行ってみると違う場所もあることがわかりました。

バセコに行った後は大学生との交流です。向こうの大学生はとにかくフレンドリーで、人見知りとか全然気にする必要なかったです。あと場を盛り上げるのがうまい!Going my wayって感じもするけどちゃんと周りもみていて同じ年くらいなのに関心させられる部分が多かったです。ボランティアメンバーのミーティングでは別の視点からみたバセコのことなどいろんな気づきがあります。

私が一番好きだったのは、一人を選んで良いところを発表するというお題です。私が知らなかった一面も知れるし、人の良いところを探そうと思えるようになりました。そしてボランティアメンバーのことがより好きになれた瞬間でした。

8日間で様々な経験ができました。思ったこと、感じたこと全て忘れないよう今後の人生に生かしていきます。「やるかやらないか迷ったならやる方を選ぶ」これは添乗員のにむにむからもらった言葉です。フィリピンボランティアに行くのに迷ったらぜひ行く方を選んでみてください。新しい世界と出会えるかもしれませんよ。

フィリピンこどもたち

堀内さん(椙山女学園大学)                                              変哲のない毎日に何か刺激が欲しいと感じていた時にJSTのボランティアツアーに参加した友人から話を聞き、海外ボランティアに興味を持ったことが参加のきっかけでした。 スラム地区バセコでは食糧支援として1日100人分のお弁当を作ったり元気溢れる子供たちと遊んだりしました。私達が作ったお弁当を幸せそうに食べてくれる子供たちを見て嬉しく思うと共に「ボランティアとは何か」「自分たちにできることは何か」など様々な感情が湧き上がってきてきました。

その思いを夜のミーティングで皆んなと話し合うことで自分なりの考えを持ってボランティア活動を行うことができたため、微力ながらもボランティアとしての役割を果たすことができたように感じます。 ミーティングでは自身の思いを言語化して発表し、それを他のメンバーや添乗員の二村さんが受容して下さったため自分の意見を持つことやそれを発表することに自信を持つことができるようになりました。

この8日間を振り返り、ボランティアとして与えるものよりも、バセコの子供達や現地大学生、二村さんや現地ガイドの御二方、そしてこのツアーをきっかけに知り合った15人の友人から学んだり与えられたりするものの方が大きかったということに気がつきました。また、大学で学んでいることが身になっていることを実感する機会ともなったため、今後の大学生活における新たな目標も見出すことができました。 毎日が充実しすぎていたあまり一瞬で過ぎ去った、忘れることのできない最高の8日間です。

ボランティアツアー

槇下さん(金城学院大学)                                               わたしはこのツアーに参加して本当に良かったと思います。ボランティアがしたくて参加しましたが、むしろ子供たちからもらったものの方が多かったと感じました。私は特に目標もなく、毎日をなんとなく過ごしていましたが、自分が大学に通い、勉強してる意味について考えさせられました。私は自分の行動次第で良くも悪くもなれるような選択がある環境に生まれたということを改めて実感しました。

もっと自分にできることを精一杯やりたい、学ぶ環境が整っているのになんとなく生きてるようではもったいないと強く思いました。そして子どもたちが私にくれた沢山の笑顔と愛情は一生の宝物です。この先の試練もバセコの子どもたちのことを思い出し頑張れる気がします。

私はこの8日間で沢山の人に出会いました。バセコの子ども、現地の大学生、ツアーに一緒に参加した仲間など、沢山の人に支えられました。最後には涙が出るほどお別れが寂しく、最高に楽しくて濃い8日間が過ごせたと感じました。このツアーに参加してみないと感じられないこと、言葉では伝わらないことばかりです。ぜひたくさんの人にこの経験をしてほしいです。きっと前向きな気持ちや愛情、勇気をもらい、自分なりの目標や変化を見つけることができると思います。

フィリピン英語

細川さん(東海学園大学)                                               出発の前日、母親から「楽しみ?」と聞かれ、答えに戸惑った。ボランティアに行くのだから楽しんでいいのだろうか。そんな戸惑いが私の中にあった。しかし、その戸惑いはボランティア活動初日でなくなっていた。バセコの子どもたちの無邪気な笑顔に言葉が通じなくても伝えあえる愛情、子どもからお年寄りまですれ違う人たちのフレンドリーさに私は楽しさを感じていた。

ボランティアは楽しんではいけない、という考えは間違っていたと気づきました。ボランティアはお互いを笑顔にさせます。現地大学生との交流では毎日、みんなが私の名前を呼びながら握手やハイタッチを求めてきて心の温かさを感じました。

この交流で驚いたことはフィリピンではLGBTを気にせず、みんな受け入れて生活していることでした。日本ではLGBTを隠している人が多くいます。私は日本がフィリピンのようにLGBTを受け入れ、誰もが過ごしやすい生活になることを願いたいです。そのために私が出来ることを考え、実行していきたいと思います。

この8日間でバセコの子どもたち、現地大学生と出会ったことで改めて人が好きになりました。そして人ともっと関わり、出会いたいと思いました。また、身近な人たちを愛し大切にしていきたいです。

ボランティア活動

上畑さん(愛知淑徳大学)                                               私が今回参加した理由は、2つあって、1つ目は大学で国際貢献などについて学ぶ中で、1度実際にスラムに行って自分の目で確かめたいと思ったことです。2つ目はこういったツアーに参加することで自分の視野や価値観を広げたいと思ったことです。バセコでは、たとえ貧しくてもほかのフィリピン人と同じようにみんなフレンドリーで笑顔だったのが印象的でした。

子どもたちは無条件の愛をくれたり、私たちに何かしてあげようという優しさをくれたりととても温かい子達でした。そして、遊び道具がないか中で楽しもうとする本来の子どもらしさを感じました。また、人々が必死に生きていることをとても感じました。日本だと全て必死に生きなくても過ごせちゃうけど、フィリピンのことを頭においてこれからはどんなことも無駄がないように取り組みたいと思います。

大学生との交流では本当にフィリピンの人柄が温かいことを感じました。大学生達は私達の拙い英語を理解して沢山お話をしてくれ、気遣いも沢山してくれました。私達はタガログ語を覚えるのが大変だったのに直ぐに日本語を覚えてくれました。バスの中でも自由でいつも冗談を沢山言って笑わせてくれるフィリピンのみんなが大好きです。このツアーを通して私はフィリピン人の人柄がいかに温かくて見習うべきか、英語の大切さ、国際交流の大切さ、学べることがいかに幸せかなど沢山のことを考えさせられました。

他の国では大学に行けるってすごく特別なことなのに私達はそれを当たり前だと思い過ぎてると感じました。残された大学生活を無駄にせず、もっと色々な体験をし、様々なことを吸収して、視野の広い人になりたいです。そして、フィリピン人のフレンドリーさを見習っていきたいです。

                                              

ボランティア活動

澤田さん(金城学院大学)                                               わたしがボランティアに参加した目的は単なる興味と好奇心で新しい世界を見てみたいっていうただそれだけの理由でした。ですが実際に行ってみると見たことのない世界が広がっていました。一本道が違ったりたった10分車で走るだけでここは貧困そうなところだなとわかってしまうし、コンビニにくるお客さんに群がるストリートチルドレンや、家がなく道路に寝そべっている人々を見て、実際にそこに行かなければわからない体験ができました。午前中にスラム街の子供達と交流し、午後から大学生と交流することで貧困層と富裕層の差を感じることが多くありました。

そこで思ったことはスラム街の子は勉強したくてもできないのに、わたしはなぜ勉強する環境があるにもか変わらず勉強したくないと言えるのか自分がとても情けなくなりました。そして午後からの大学生の交流でもフィリピンの子達はみんなしっかり夢を持っていて、誰にでもフレンドリーに関わっていて日本人にはない積極性がありました。わたしはこのフィリピンの人達と交流した8日間で自分がこれからしなければならないことに気づくことができました。

それは当たり前だけど毎日に感謝すること、一日一日後悔しないように全力に生きること、大学で積極的に勉強し多くの知識を得ること、寄付する箱を見つけたら少しでも協力すること、そして何と言ってもフィリピンの子達に恥じない生き方をすることです!

今回このボランティアに参加して心からよかったと思えるし、たくさんの仲間やフィリピンの子、多くの新しい人々に出会えてとても良い経験になりました。旅することは学び原点その通りだと思います!本当に楽しかったですこのツアーを成功させてくれた添乗員の方々本当にありがとうございました!

フィリピン

中野さん(椙山女学園大学)                                              私がこのボランティアツアーに参加した理由は自分の知らない世界を知ってみたいと思ったからです。最初は、軽い気持ちで参加し初ボランティアで初海外でとても緊張や不安があったけど今はこのボランティアツアーに参加してとても良かったと実感しています。このボランティアに行ってみて思ったことは実際に行って目で見て聞いてみないと分からないことがたくさんあるということでした。また、ただ旅行として行くのでは学べないことが多くありました。

そして、もう一つ思ったことは言語が違っても気持ちは通じることでした。バセコと大学生の両方との関わり合いの中で考えさせられることもたくさんあったのでこのツアーを1つの転機にしていろいろな人に体験したことを話し共有したいと思いました。また、自分でもフィリピンという国がとても素敵な国だということを知り好きになり、人柄という点でも吸収できることがあったので、もっと積極的に行動したり、いろいろな子と喋ってみたり、人間関係の面でもたくさん挑戦したいと思いました。

さらに、コミュニケーションを取るためにも言語やその国の文化、政治を理解することはとても大切だと思いました。そして、ロエナもいってたけど大学でしっかり勉強して卒業していきたいと思いました。バセコにいた子は必死に今日を生きているので、私も同じ人として必死になって生きなければならないと思いました。この経験は時間が過ぎるごとに忘れていってしまうけど、できるだけ忘れないようにしたいと強く思いました。

フィリボラ

金森さん(金城学院大学)                                               私にとってフィリボラは、国境を超えて人の暖かさを実感した旅でした。まずスラム街で出会った子供達。出会った瞬間からお別れの時まで全力で、私たちに笑顔と元気をくれました。次に現地の大学生。英語が喋れない私にも優しく、わかるように話してくれたり、私たちが楽しめるような交流を考えてくれました。そして一緒に過ごしたメンバー。知らない者同士だからこそ話せることがあり、お互いに得られるものがありました。

みんな他人からいつの間にか仲間になりました。大切なのは時間の長さではなく内容だと思います。1週間という短い時間ではありましたが、異国の文化や状況を知り、人の暖かさにふれ、たくさん笑って泣いた濃い日々は私の中で一生の宝物です。是非みなさんも一歩を踏み出してみてください。

フィリピンボランティアツアー

倉橋さん(愛知淑徳大学)                                               私はこのツアーに行く前、フィリピンという国に怖いイメージを持っていました。しかし、参加したことでフィリピンにはこんなに暖かく、優しい人がたくさんいるんだと知ることが出来ました。現地大学生との交流で、彼らは自分のぐちゃぐちゃな文法の英語を真剣に聞き、理解してくれようとしてくれました。彼らのジョークはとても面白く、毎日が楽しかったです。

彼らのすごいところは、日本についてたくさん勉強していて、日本の物が大好きなところです。もしかしたら日本人より彼らの方が詳しい日本の物もあるかもしれません。私は日本についての知識が劣っており、もっと日本に関する勉学が必要だと感じました。

そして、現地大学生との5日間の交流で多くの友達ができ、とても嬉しかったです。バセコでは、行ってみると自分の想像以上に子供たちが元気いっぱいで、出会ってからお別れまで、私達にたくさんの愛をくれました。1日に3食食べられない子や家がない子、学校に行けない子、服がボロボロな子もいれば、歯が虫歯だらけの子もいて、決してあの子達が成長するにあたって良い生活とは言えません。しかし、子供たちはこれ以上ないくらいの笑顔を私たちにくれます。格差について、たくさん疑問が浮かぶバセコでの4日間でした。

バセコに住む大人の人たちも、すごくいい人ばかりで、とても居心地が良かったです。1日1日感じることがたくさんあり、とてもいい経験になりました。8日間楽しく過ごせたのは大好きな16人の仲間と二村さんのおかげです。フィリピンボランティアに参加して本当に良かったです。

JSTボランティアツアー

稲熊さん(名古屋外国語大学)                                             このボランティアツアーはこれから先忘れられない経験ばかりでした。一瞬でも目をつぶってしまったらもったいないと感じる程でした。今からこのボランティアで得られた事を述べていきます。

まず1つ目は、今まで知らなかった自分を知れたことです。 大学生との交流では英語を使ってコミニュケーションをとるのですが、自分がこんなにもシャイで、自分から話しかけることが出来ないのだと痛感しました。英語力以前の問題でつまづいてしまったのが、とてもショックでした。

それからは自分から話しかけるために、質問したいこと、話したい内容をメモしてなるべく自分から話しかけるように意識しました。そうすると最初は冷たかったように感じたバディも徐々に色々な事を話してくれるようになり、とても居心地が良くなりました。ここで学んだのは、相手の不満を言う前にまず自分が変われるとこを探すこと、まず自分が変わることです。とても当たり前なような気がしますが、こんな事も自分は出来てなかったのだと実感し、直したいと強く思いました。

また、毎日行うミーティングで、自分の意見を言うと、「深いところまで考えててすごいね」と褒めてもらう事が多くありました。自分の知らない良いところを仲間から見つけてもらってとても嬉しかったです。

2つ目は、「ボランティアとは何か」を考えた8日間でした。スラム街のバセコで子供たちに食糧支援や、一緒にあそぶ事だけしかできず、私はどれだけこの地域、人々に影響を与えれているのだろうと考えると、出来ることが限られていて悔しかったです。

食糧支援も1日に120人分しか用意できず、一緒に遊んでいたのに貰えなかった子もいました。目の前の子すら助けてあげれないのかと自分の無力さに腹が立ったりもしました。それでもガイドさんから「日本から来てくれたことに意味がある。来てくれてありがとう。」と言ってくださいました。日本との違いや、どれだけ恵まれた生活を送れているのか、日本について子供に伝えることで夢を与えられるかもしれない、と言った可能性をたくさん示して下さり、勇気づけられたような気がします。なによりも無邪気で明るい子供の笑顔を見ると、私がここに来た意味が明確になりました。

3つ目は日本がどれだけ恵まれた国かということを実感しました。3食必ずお腹いっぱいたべれること。毎日石鹸を使ってお風呂に入れること、綺麗な服に着替えれること。家があること。学校に通えること。涼しい部屋で生活できること。明日が必ず来ると思っていること。本当に私は恵まれているのに、感謝をわすれていたなあと思いました。生まれた場所ひとつでこんなにも生活が違うのかと思うと自分が今何をすべきなのか、できることは何か考えるきっかけになりました。まず、大学まで学ばせてもらえていることに本当に感謝です。

就職のために進学しなきゃと思っていた頃とは違い、学べることに感謝、これからもたくさんの出会いのために学ぶ、貪欲に学び続ける、こんな気持ちでこれから大学に通おうと思います。勉強することが辛くなったら、この8日間を思い出して、踏ん張ります。

4つ目はフィリピンの人の優しさ、温かさです。格差が激しい地域だからこそ、怖くて暗いイメージでした。でもバセコの人は笑顔で私たちを迎え入れてくれて、すれ違うと手を振ってくれます。子供の元気さ、純粋な笑顔、人懐っこさ、優しさはイメージを覆しました。貧しいのに、喧嘩がなく、盗むことなくちゃんと返してくれる姿に疑問を抱いた程でした。歳を聞くと日本の子供と比べて体が小さいことや、持ち上げて初めて体重が軽いこと、服が汚れていたり穴があいていたり、と貧しさを実感することもありましたが、それ以上に子供のありのままの姿が幸せを現していました。

都市部の大学生は、バセコの子供とは反対に恵まれた環境で育ってきているけれど、温かさは変わらず、皆明るく、フレンドリーで誰にでも声をかけてくれる素敵な人ばかりでした。人との関わり方は同年代とは思えない大人っぽさがありました。改めて日本の「おもてなし」とは何なのか、ほんとに親切な日本人なのかを考えるきっかけにもなりました。

最後に、にむにむはじめ、フィリボラのメンバーに感謝を伝えたいです。ありがとう!数回のオリエンテーションでは名前とか学年しか知らない状態で出発だったのでとても不安でした。ちゃんと自分が出せるかなとか、遠慮しっぱなしで疲れちゃうかなとか、仲良くなれるかなと不安だらけだったけど、この8日間はほんとにほんとに楽しかった!!!!皆とまたすぐに会えなくなったり話せなくなるのが寂しくなるくらい、まだまだ皆といたいと思いました。

ひとりひとりの個性や良いところをたくさん見つけれて、自分に足りないもの、自分にも取り入れたいところを沢山持っている仲間ばかりでした。誰も辛いとか、苦しいとか、やだ、など弱音をはかずに前向きで毎日一生懸命で、笑顔だったり、英語を伝えようとしていたりと、みんなの姿が私のモチベーションにもなりました。ミーティングで聞く様々な意見も、自分とは違った見方が沢山あって、たくさん考えさせられました。これもみんなのおかげです??まさきくん、えりちゃん、きっちゃん、うえちゃん、ともちゃん、みおりん、なってぃ、みゆママ、まっひー、なっちゃん、なるちゃん、まなてぃ、ほのか、りおん、さりー、そしてにむにむみんなと行ったフィリピンの8日間は絶対絶対忘れません!一生の宝物です! ありがとう!これからもよろしくね!