フランス&スペイン出張記
この記事を書いた人
山田 JSTラグジュアリー旅行担当
12月1日よりフランスのカンヌとスペイン((マドリード、サンセバスチャン、バルセロナ)に旅行した報告です。
カンヌはフランスの南東部にある“コートダジュール”と呼ばれる温暖な地中海性気候に恵まれたリゾート地。毎年5月に開催されるカンヌ映画祭は世界最大映画祭の一つとして、日本でもよく知られています。カンヌでは、冬でもクリスマスイルミネーションがすごく綺麗で素敵でした。カンヌは3回目の渡航でしたが、世界中のホテルとミーティングやJSTのプレゼンをして、さらに新たな素晴らしいホテルや渡航先をご紹介していきます。
今後は一生の思い出に残る、心に残る素敵なホテルや食、旅の時間の使い方、渡航先までのルート、飛行機の座席クラスなど旅の提案をして行きたいと強く思っています。
世界の旅行業界の動きが早いです。世界中に素晴らしいホテル、場所があります。もうすでに欧州、米国を中心に韓国、中国、インド、アフリカなどは旅行がどんどん動いています。人の行き来が多くなり国も活発化されています。海外に出かける頻度と速度は日本が一番先進国の中では遅いのではないかと思ってしまいます。
海外旅行は目的を持って旅をすれば、心から楽しめると思います。文化、生活習慣、歴史などの違いから戸惑うのも海外旅行の魅力の一つだと思います。1年に1回くらいは海外に出て世界を観て来るのもお勧めです。
スペインでは、マドリード、食のサンセバスチャン、バルセロナを周りましたがどこの都市も秀逸。
スペインの人々は暖かくおおらかです。歴史をたどればローマ帝国やイスラム帝国の支配があり、多様な文化が国内に生まれました。
大都会の中にある歴史と現代が交差した街マドリードは憲法記念日でしたのでとにかく凄い人でした。夕方からクリスマスイルミネーションがとにかく素敵です。街歩きしながらピンチョス食べたりワインやカフェを飲んだり、ウィンドーショッピングなどもとにかく至る所で楽しめます。
マドリードで食べた(アトーチャ駅近くのパエリア専門店)パエリアは今まで食べた中で一番の美味しさでした。
マドリードのチャルマルティン駅から高速列車でフランスとの国境近くのサンセバスチャンまで約5時間半。
サンセバスチャンはバスク地方の街。スペインで10店舗しかないミシュラン3つ星がサンセバスチャンには3店舗も存在している街です。食で町おこしをしたと聞いていますが、元はビスケー湾から取れる魚介類や内陸から来る食材(肉類)など最高のレベル。特にサンセバスチャンはピンチョス(串や楊枝に刺した小皿料理)発祥の地。
旧市街のバルにはたくさんのお店(バル)がひしめきあい、特にグランダリアスのウニ、ラ・ビーニャのバスクチーズケーキ(この店が発祥)はマストゴーです。食べる事が好きな方は是非訪れてみてください!
サンセバスチャンからバルセロナへの移動でちょっとしたハプニングがありました。前日からの強風と雨で飛行機が欠航に。航空会社に言っても何もしてくれないので(路線が少なくかつLCCだったので)、近くにいたブラジル人の方と一緒に相談。スマホで別の行き方を調べたのですが、答えはバルセロナに列車で到着が23:30と出てきました。まあその日に到着すれば翌日の午後発のエミレーツ航空に間に合うので良かったのですが、せっかくのバルセロナ滞在時間がほぼ消滅してしまう自責の念にかられ、再度考えなおしました。それは地元タクシー運転手が教えてくれました。サンセバスチャンからビルバオ(ニュ-ヨークのグッゲンハイム美術館の分館があり街も美しく、サンセバスチャンへ行く観光客の起点の街)にバスで行き(約1時間)、ビルバオからサラゴサまでバスで約3時間半で着けます。こちらはバスの時間をスマホでチェックし、ビルボアのバスターミナルの出発時間に間に合う事が分かりました。サラゴサからは高速列車がたくさん出ていますので、もっと早くバルセロナに到着できます。さすがは地元のタクシー運転手。スマホより人づての方が早くて正確でした。
バルセロナでは、エシャンブラからゴシックの辺りを散策して、ピンチョスバーなどが複合施設としてやっているお店に。
翌朝は、サグラダファミリアに行って来ました。
バルセロナはカタルーニャ地方の州都。スペインでは独立運動も起こっているくらいです。ガウディのモデルニスモ建築が 街にあり素晴らしく融合しています。マドリードやサンセバスチャンとは違った街の雰囲気です。
スペインは、歴史、地理、国が出来た背景などを知って行くと本当に楽しいです。
建築、スポーツ(特にサッカー)、ファッション、世界遺産、旧市街の迷路のような街歩きなど、魅力たっぷりの国です。
学生、社会人、ハネムーンの方々問わず、是非訪れて欲しい国です。
グラシアス!