座席選びのポイント
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航空券担当
【海外専門旅行会社スタッフが伝授します!】
海外へ行こう!と思っても、「長時間のフライトが苦手」な方も多いのでは?
せっかく楽しい空の旅のはず!ですので、窓側・通路側だけでなく自分に合うポジションを見つけてみませんか?
人に寄っては死活問題になりかねませんので…。
もちろん、ファーストクラス・ビジネスクラスはとてもとてもおすすめしたいのですが、今回は「エコノミークラス」一本勝負で行きたいと思います。
長距離の国際線での座席紹介を海外旅行会社スタッフの意見も踏まえてご案内します。
予約できたらラッキー!パーテーションすぐ後ろ
ビジネスクラスやプレミアムエコノミークラスを分けたすぐ後ろの座席、ここはエコノミークラスでありながら足元がゆったりしています。
モニターは座席横から出すタイプになりますが、迷惑にならず足を前に投げ出すことが可能。それもエコノミー座席の一番始めなので食事の選択肢がきちんとある(後列だと選べないこともあるので)のも嬉しいですね。
ただし、この席は壁がある分、バシネット(赤ちゃん用のベッド)が設置できる席になりますのでファミリー優先座席です。座席予約ができたらラッキーですね!
足元ゆったりを求めるなら…非常口横列
ここも足元ゆったりを求める人にはおすすめです。前に席がないので圧迫感がありませんし、窓側でもスペースがあるので隣の人を気にせずトイレに行くことができます。
ただし、非常口横なので、緊急脱出時には援助が義務となっています。その為、援助の確認&了承することが必要、15歳未満の方は着席できませんのでご注意を。
また、緊急時の脱出口となる為、足元に荷物は置くことはできません。
気兼ねなくトイレに行くのなら…中央列の通路側
2人旅の時に同じ列の人に気を使ったり、はたまた移動するのが面倒かも…という人におすすめなのが「中央列」。
座席配置が2・4・2など2人セット席があればそちらがイチオシですが、3・4・3や3・3・3など2人セットが叶わない場合には中央列がおすすめ。
窓席がないので景色は見えませんが、トイレに行きたいなど移動する人にとっては一番いいポジションと言えるでしょう。
CAの働きぶりを見たいなら…中央のギャレー横
音がして落ち着かないなど敬遠されがちなギャレー横ですが、裏を返せばCAさんの働きぶりが間近でみれるということ!
不安定な機内でもテキパキと仕事をこなす姿は関心ものです。
コーヒーや機内食の温め方やどうやって準備しているの?という疑問も実際に見れ見るとなるほど!と納得です。
飲み物や軽食も数歩で取りに行けますし、終わった機内食も自分で手渡せばすぐに自分の座席がスッキリするので、混雑前にトイレや歯磨きに行くこともできます。
個人的にあまりお勧めしない席
それは「後方の中央」と「トイレすぐ近くの席」です。
後方の中央は、急な体調不良でもトイレに駆け込めない&機体の揺れが激しいので酔いやすい人にはおすすめできません。また”the中央”ですと圧迫感もあり、ますます気分が悪くなってしまうことも。
トイレすぐ近くは主に座席とトイレの仕切りにあるブロック後方席です。ここは壁がある為、リクライニング制限がありますし、やはりトイレ近くは開けっ放しの場合、匂いも気になってしまいます。またトイレ待ちの方が隣に立たれて落ち着かないこともあります。
自分の目的に合う座席!こそがベスト!
何を重視するかで狙う座席は異なってきます。
現在、多くの航空会社で事前座席指定の有料化が進んでいますが、目的と座席が一致しないと有料だから絶対にいい!といったらそうではない可能性もあります。
ぜひ自分に合った座席選びをして快適な空の旅をお楽しみください♪