仏教の聖地スリランカをご紹介

この記事を書いた人
早川 ブライダルワン担当
スリランカは海外旅行を考えている方に、ぜひおすすめしたい素敵な場所です。
スリランカの大きさについてですが、九州より大きく、北海道より一回り小さいくらいの大きさです。インドの南東にあります。
コロンボには空港があり、そこからシギリアロックがあるシギリアまでの距離は約200kmです。車で約4時間かかります。移動しながら観光を楽しむことができる島です。
さらに、スリランカには8つの世界遺産があり、自然豊かで開発されていない場所が多く残っています。昔懐かしい風景もたくさん見ることができる魅力的な国です。どこか良いところがないか探している方も、ぜひ参考にしてみてください。
ホテル編
①シギリア | ホテル・シギリア |
②タンブッラ | ヘリタンス・カンダラマ |
③ヌワラエリア | ヘリタンス・ティーファクトリー |
④ゴール | ヘリタンス・アフンガラ |
⑤コロンボ | グランベル・コロンボ |

①ホテル・シギリア
シギリアロックは、かつて王族が住んでいた特別な一枚岩で、世界遺産に登録されています。このシギリアロックを眺めることができる贅沢なリゾートホテルで、静かで落ち着いた雰囲気の中でプールやスパでリラックスできます。シギリア地区にはいくつかホテルがありますが、その中でも特に高級なホテルで、新婚旅行など特別な旅行におすすめです。ホテルの部屋はシンプルですが、素敵なレストランやスパが揃っています。


②ヘリタンス・カンダラマ
ダンブッラのヘリタンス・ガンダラマは、スリランカに行く多くの人が泊まりたいと思う人気のホテルです。このホテルは自然と一体化したデザインで、スリランカの有名な建築家ジェフリー・バワが設計しました。ジャングルに溶け込むようなデザインで、動物や鳥の鳴き声が聞こえてきます。インフィニティプールからの景色は圧巻で、山と一体化したような眺めが楽しめます。ホテルの部屋はすっきりとおしゃれで、眺めも良いです。レストランもスタイリッシュで、カフェで風景を楽しみながらリラックスできます。まさにラグジュアリーホテルです。


③ヘリタンス・ティーファクトリー
ヘリタンス・ティーファクトリーは、ヌワラエリアにあるユニークなホテルです。スリランカの中心部に位置し、紅茶の有名なエリアにあります。元々セイロンティーの紅茶工場だった場所を改装して作られました。紅茶文化を伝えるホテルで、本格的なアフターヌーンティーや紅茶体験を楽しむことができます。ホテルの部屋はシンプルですが、昔の紅茶工場の雰囲気を感じることができます。また、列車を改装した面白いレストランもあり、独特の雰囲気を楽しめます。


④ヘリタンス・アフンガラ
ゴールはスリランカの最南端に位置する都市で、街全体が世界遺産に登録されています。オランダのコロニアル文化が色濃く残るこの町には、ヘリタンス・アフンガラというホテルがあります。このホテルも建築家ジェフリー・バワが設計したもので、特に、世界初のインフィニティプールがあることで知られています。ビーチ沿いに位置し、サンセットが絶景です。また、プール、スパなどが充実しており、リラックスして過ごせるリゾートホテルです。ホテルは清潔感があり、すっきりとしたデザインで、ビーチでの食事やデザートビュッフェも楽しめます。ゴールの歴史的な雰囲気を感じながら、贅沢な時間を過ごせる素敵なホテルです。


⑤グランベル・コロンボ
グランベル・コロンボは、日本資本のスタイリッシュなホテルで、コロンボの街中に位置しています。屋上のプール&バーからはコロンボの夜景が楽しめ、海沿いに立っているため、オーシャンビューも魅力的です。ホテルの部屋やバスルームからも海が見え、夜景が綺麗に見えるレストランバーもあります。最後の1泊を楽しむのにぴったりのホテルです。


渡航前に知りたい14のこと
実際に現地を訪れ、ツアーガイドや現地の方々から聞いた話や自分の体験をもとに、スリランカについてお伝えしたいと思います。スリランカに興味がある方や旅行を考えている方に、参考にしていただければ幸いです。
仏教施設
スリランカは仏教の国で、キャンディにある仏歯寺は世界遺産に登録されています。この寺院にはお釈迦様の歯が祀られています。仏教施設を訪れる際の注意点として、スリランカは暑い国ですが、寺院に入る際には膝が隠れる服装が必要です。短パンでも膝が隠れていれば問題ありません。また、白系の上着やTシャツ、シャツを着用すると良いでしょう。

ジェフリー・バワ
ジェフリー・バワさんは、スリランカで非常に有名な建築家で、自然と建物の融合を得意としています。彼がデザインしたホテルは、森やジャングルに包まれたような一体感のある作りが特徴です。スリランカを訪れる際には、ジェフリー・バワさんがデザインしたホテルや建物を巡るのも一つの楽しみ方です。スペインのガウディ建築を巡るように、スリランカではバワさんの建築を巡る旅を計画してみてはいかがでしょうか。

気温差&気候
スリランカは北海道より少し小さい国で、約2200万人が住んでいます。地域によって気候や気温が異なり、特にセイロンティーの産地である中南部の高原地帯では気温が大きく変わります。例えば、ヘリタンス・ティーファクトリーというホテルは標高2000メートルに位置し、山頂では気温が10度台になることもあります。下の地域では最高気温が32~33度になることもあるので、訪れる場所によって気温が大きく異なります。スリランカを訪れる際には、気温や天候を事前に確認し、羽織るものなどを準備しておくと良いでしょう。スリランカは暑いだけでなく、涼しい場所もあることを知っておくと、快適に旅行を楽しめます。

治安の良さ
スリランカの治安の良さについてですが、スリランカは医療費や学費が無料という政策を採用しているため、貧しい人が少なく、治安が良い国です。スリや犯罪が少なく、安心して旅行ができます。また、仏教国であることもあり、観光客に対して優しく、気持ちの良い滞在が楽しめる場所です。実際に訪れてみて、その治安の良さや人々の親切さを感じることができました。スリランカは安心して旅行できるおすすめの場所です。

朝のランニング
私は、旅行先でも朝のランニングを楽しむ習慣がありますが、シギリアでの体験をお話しします。シギリアでホテルに泊まった時、まだ暗い早朝にランニングやウォーキングをしていました。すると、トゥクトゥクの運転手さんが止まって声をかけてくれ、暗い時間帯に走っていると野生の象に襲われる危険があると教えてくれました。実際に象の鳴き声も聞こえたので、スリランカでは朝のランニングは明るくなってから行うのが安全ですね。これからスリランカを訪れる方は、この点に注意して楽しんでください。
星空
これは実際に私がiPhoneで撮影した写真です。ヌワラエリアの標高2000メートルの場所で撮りました。シギリアロックでも真っ暗な中で空を見上げると、スリランカの星空がとても綺麗に見えます。現地に行ったら、暗い時間でも朝でもいいので、一度は空を見上げてみてください。長い流れ星やたくさんの星を見ることができます。スリランカの楽しみの一つとして、星空の美しさを覚えておいていただけると良いと思います。

満月の日
スリランカでは満月の日が特別な日とされており、仏教の教えに従ってこの日は一切お酒を飲まない習慣があります。実際に私が訪れた際、4月12日が満月の日に当たり、帰国の日だったので影響は少なかったのですが、機内食でもアルコールが提供されませんでした。お酒が好きな方は、満月の日にはアルコールが飲めないことを覚えておくと良いでしょう。スリランカを訪れる際には、この点に注意して計画を立ててください。

トリートメント
スリランカのホテルでは、シャンプーはあるものの、トリートメントがないことが多いです。日本で使っているシャンプーとトリートメントを持参すると安心です。現地のホテルにはトリートメントがない場合があるので、準備しておくと良いでしょう。
学校の時間
スリランカの小学校と中学校は朝8時半から始まり、13時半に終了します。給食はなく、子供たちは帰宅してからお昼ご飯を食べます。このため、学校が終わる13時半頃には街中のバスが混雑し、大渋滞が発生します。学校が早く終わる理由の一つは、スリランカの暑い気候もあるそうです。子供たちは学校が終わった後、塾に行ったりスポーツをしたりして過ごします。この時間帯の交通状況に注意してください。

物価&平均月収
スリランカで飲んだライオンビールは美味しかったです。物価は日本と比べるとまだまだお手頃で、レストランでビールを飲んでも2~300円、良いホテルでも5~600円程度でした。スリランカの平均月収は約5万円前後と言われています。この収入で生活するため、物価もそれに見合った価格になっています。現地のスーパーマーケットで品物を見てみると、コロナ前と比べて1.5倍から2倍に上がっているものもあるそうですが、旅行者にとってはまだお得に感じられるでしょう。

スタンドバイミー
スリランカでは列車の本数は少ないですが、運行しています。驚くことに、列車の線路が観光地になっていて、自由に歩くことができます。まるで映画「スタンド・バイ・ミー」のような体験ができるのです。スリランカを訪れた際には、ぜひこの列車の観光地を見に行ってみてください。日本ではなかなか体験できないことなので、素敵な写真も撮れると思います。

扇子&うちわ&扇風機
スリランカは基本的に暑いので、観光中の暑さ対策が重要です。扇風機やうちわを持っていくと快適に観光できます。寒い時期には忘れがちですが、これらのアイテムは持ち物の必需品として覚えておくと良いでしょう。

タバコ
スリランカではタバコが非常に高価で、1箱1600円もします。1本売りもしており、1本80円で購入できます。日本では1箱600円台なので、スリランカのタバコは約3倍の価格です。スリランカは財政再建中で、贅沢品には高い税金がかかっています。タバコを吸う方は、日本の免税店で購入して持参することをおすすめします。
ピックミー
スリランカでは、Uberのような「PickMe」というアプリがあります。このアプリを使うと、トゥクトゥクやタクシーを呼ぶことができます。個人旅行をする方にとって便利で、料金も事前に確認できるため、ぼられる心配もありません。今回はガイドさんやドライバーさんに連れて行ってもらったので使う機会はありませんでしたが、個人旅行の際にはこのアプリを入れておくと良いでしょう。便利で安心して移動できます。
動画でも詳しく案内していますので、是非ご覧ください。