世界 1週を3 回に分けて楽しむ究極ガイド

この記事を書いた人
後藤 航空券担当
「世界一周をしてみたい!」という憧れを持つ方は多いですが、実際には長期の休みが取れなかったり、体力的な不安があったりして、なかなか実現が難しいという声もよく聞かれます。
そんな方におすすめなのが、世界一周航空券を3回に分けて楽しむ方法です。
世界一周を一度に回るのではなく、旅程を3分割して、それぞれのタイミングで旅を楽しむ新しいスタイルをご紹介します。これなら、無理なく、そしてベストシーズンにベストな場所を訪れることができるので、忙しい現役世代の方にもぴったりです。
世界一周航空券とは?
基本的なルール
世界一周航空券は、太平洋と大西洋をそれぞれ1回ずつ横断しながら、一方向に地球をぐるっと回るチケットです。最大16区間まで利用可能で、1年以内なら自由に旅程を組むことができます。
活用ポイント
出発・帰国地を東京・大阪・名古屋と変えることで、旅を3つに分けることができます。これにより、短い休暇でも世界各地を巡ることが可能になります。

スターアライアンスのルールをフル活用
裏ワザのカギ
スターアライアンスでは、出発都市と帰着都市を変えることができます。これを利用して「途中降機」を可能にするのがポイントです。
・成田から出発して羽田に戻る
・中部空港から出発して伊丹に戻る
・羽田から出発して関空に戻る
この特性を活かせば、1つの航空券で2回の「途中降機」が日本で可能で、合計3回に分けて世界一周を楽しめます。
3回に分ける具体的ルート
①ヨーロッパ+アメリカ編(初夏がおすすめ)
関空→ミュンヘン→ローマ→アテネ→イスタンブール→ニューヨーク→メキシコシティ→成田
ここで1回目終了&長期ストップオーバー!歴史的な遺跡や文化を堪能できるルートです。

②アジア近場編(秋がおすすめ)
羽田→台北→ソウル→中部
短い休みでもアジアの魅力を存分に味わえます。羽田→中部はサーフェイス扱いで区間消費。

③アジア~オセアニア編(冬がおすすめ)
中部→シンガポール→シドニー→羽田→伊丹
南半球の自然や近代都市を満喫するルートで世界一周を完了!

3回分割プランの4つのメリット
短い休みでも世界一周可能
2週間程度の休暇でも、各エリアを十分に楽しむことができます。年に数回の休みを利用して世界中を巡ることが可能です。
各地域をじっくり堪能
ヨーロッパでは遺跡巡りにぴったりな都市を効率よく周り、アジアでは短期間で近隣国を楽しめます。各エリアに集中できるため、より深い体験ができます。
体力的な負担を軽減
連続して長期間旅行する必要がないため、体力に自信がない方でも無理なく世界一周を達成できます。旅の疲れを日本で癒せます。
世界一周航空券の費用と機材の楽しみ
運賃名称 | 39,000マイル以内 STAR3 |
---|---|
エコノミー | 494,600円 |
プレミアム エコノミー | 734,800円 |
ビジネス | 958,900円 |
ファースト | 1,504,800円 |
スターアライアンスの世界一周航空券は、STAR3でエコノミークラスで494,600円できます!燃油サーチャージや現地空港税を加えても、プラス24万円程度で世界一周航空券を手に入れることができます。合計73万円程度で世界ー周の航空券を手に入れることができるのは、とてもお値打ちな価格帯ではないでしょうか?
ビジネスクラスの場合は、958,900円で諸費用を入れて合計約121万円です。日本からニューヨークの往復ビジネスクラスで100万円ほどかかることを考えると、とても割安感があるのではないでしょうか?
シドニー行きのフライトでは、シンガポール航空の大型機材「A380(総2階建て)」を利用することができ、特にビジネスクラスの利用には多くのメリットがあります。

まとめ
最近では、世界一周航空券の新しいスタイルとして、旅程を3分割する方法が注目されています。従来のように1回で何ヶ月もかけて世界を一周するのではなく、スターアライアンスなどの航空連合を活用することで、体力的な負担を軽減しながら、ベストシーズンにベストな旅行先を訪れることが可能になります。
長期休暇が取りづらい現役世代の方でも、この方法なら効率よく、しかもお得にビジネスクラスの旅を楽しむことができます。今年こそ海外旅行に行きたい!という方にもぴったりのプランです。
コスパ抜群なこの「世界一周航空券の3分割利用」、ぜひご検討ください。
動画でも案内していますので、是非ご覧ください。