文化の宝石箱!バルト三国
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後藤 【航空券担当】
研修でバルト三国のうちの、エストニアとリトアニアに行ってきました。なかなか馴染みのないバルト三国の魅力をたっぷり堪能してきました!
エストニアは東はロシアと国境を接し、西はバルト海とフィンランド湾に面した共和国でバルト3国の最も北に位置し、歴史地区が世界遺産に登録された首都タリンは中世ハンザ都市です。
IT先進国としても知られ、エストニアの電子政府は「e-Estonia」と呼ばれ、1700もの行政サービスをポータルサイト上でワンストップで提供しています。国のサービスの99%がオンラインで提供されているという凄いIT国家です。
エストニアのタリン歴史地区西部トームペアにある丘の上の城。トームペア城は美しいの一言です。
タリンのアレクサンドル・ネフスキー大聖堂は、エストニアのタリンにある正教会の教会で、典型的なロシア復古主義のスタイルに設計され建設されました。
「歌と踊りの祭典」はエストニアにとって、またエストニア人にとって昔から続く大切な伝統です。現在「歌と踊りの祭典」は5年に一度開催されています。 1988年に開催された祭典では、ソ連統治下の中、禁じられていたエストニアの民族音楽をエストニア語で合唱しました。それが国民の機運を高め、エストニアを独立へと導きました。1991年8月20日、独立を達成。流血なしに独立を達成したこのイベントは、「歌う革命」とも呼ばれています。
エストニアは自然も豊かな国であり、郊外のマナハウスでの滞在は絶対にオススメです!
リトアニアは南はポーランドと国境を接し、バルト3国の最も南に位置する共和国。中世にはバルト海から黒海に至る大国だった栄光の歴史をもっており、首都ヴィリニュスの旧市街は世界遺産です。
日本人に馴染みのある杉原千畝さんが第二次世界大戦中、日本領事館領事代理として赴任していたカウナスで、ナチス・ドイツによって迫害されていた多くのユダヤ人にビザを発給し、彼らの亡命を手助けしたことでも知られています。
今回は杉原千畝記念館を見学させてもらいました。
トラカイ島城はガルヴェ湖の島に建てられた、14世紀に建造の赤レンガの美しい古城です。かつて牢獄としても使用されていたことがあるこの城は、17世紀に巻き起こったモスクワ大公国との戦争で損壊しましたが、現在は改修され、ハイテクを駆使した映像で城やリトアニアの歴史を紹介する博物館となっています。
バルト三国はエストニア、ラトビア、リトアニアでそれぞれに、違った面を持っています。中世のような可愛い街並みでくくれない魅力のバルト三国に興味のある方は是非、後藤までお問い合わせ下さい!