フランス!コロナ禍で何が変わった?旅行会社スタッフが解説します
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JSTスタッフ
コロナが流行ってから早2年が経ちました。
今だ出口が見えない状況が続いていますが、フランスの場合はどうでしょうか?
コロナで何が変わったのかを解説していきます。
動画でも解説をしています♪
今回はフランスの生活、仕事の両面から見てみましょう。
フランス現状
今現在はオミクロン株の影響もあり1日あたりなんと40万人もの新規陽性者が出ています。
ワクチン接種率も79%まで伸びてきており間もなく80%台も目前です。
この数字は日本とほぼ変わらない数です。
しかし、なぜ日本とワクチン接種率がそれほど変わらないのにこれほどの新規感染者数の差がでているのでしょうか?原因のひとつとして、マスクの習慣があげられます。もともとフランスではマスクの習慣がありませんでした。コロナが流行ってからマスク着用の義務が政府から施行されました。当初はロックダウンもありマスクをしている国民が多数いたのですが、最近ではワクチン接種をしたという安心感から一転、マスクを以前のように着用しなくなってしまいました。その結果、感染爆発につながっております。
フランス生活面
続いて生活面を見ていきましょう。
恐らく一番変化があったこととしては衛生パスの導入があげられます。
ワクチン接種した人がQRコード付きのデジタル証明書を取得し
レストラン・カフェ、文化施設、公共交通機関など登場する際に提示が必要になります。
最近では、偽造衛生パスが出回っているのも実情です。
またワクチン接種を反対するデモがフランス全土で行われております。
先日は40万人もの市民がデモに参加しました。
またショッピング時のお支払いにも変化がでています。
最近ではキャッシュレス払いが主流になっています。
食事事情も以前のように気軽にお友達同士でカフェでおしゃべりはできない状況です。まずはワクチン接種をしてから衛生パスの取得、なおかつカフェでマスク着用という3つのハードルがあります。
公共交通機関は間引き運航が続いているのが現状となります。
仕事面はテレワークがかなり浸透してきています。
今では在宅勤務可能な職種は週3日テレワークの義務があります。
フランスではお昼時カフェでビジネス商談をしますが、テレワークも浸透して気軽にビジネスランチが出来ない雰囲気になっています。
このように人と人とのつながりが薄くなりつつあり、
その一方でオンライン化が加速しています。
早く以前のように安心安全にフランスに行ける日が来ることを願うばかりです。