アイスランドの自然とオーロラ観測の旅

この記事を書いた人
小塚
アイスランドへ行ってきました!
ずっと一生に一度はオーロラを見てみたいと思っていたのですが、太陽活動の周期の関係で2024年から2025年はオーロラ観測の当たり年という話を聞いて思い切って渡航を計画しました。
オーロラが観測できる場所は「オーロラベルト」という北緯65~70度のエリア。
カナダのイエローナイフやホワイトホース、アラスカのフェアバンクス、フィンランドのサーリセルカなどが有名ですが、今回訪れたアイスランドは「国全体」がオーロラベルトの真下にあり、首都レイキャビクのホテルがある市内中心部でも明かりが少ないところであればオーロラが見られるチャンスがあるのです!
また、アイスランドは火山活動がとても活発な国で地熱があるため、レイキャビクの冬の平均気温は1~2℃ほど。オーロラ観測できる他の国よりも暖かいのも嬉しいポイントです。


今回は旅行日数の関係でレイキャビクに連泊しながら日帰りで近郊スポットを観光する旅程でした。
まずは日帰りバスツアーに参加してアイスランド観光のハイライトゴールデンサークルへ。
北アメリカプレートとユーラシアプレートの境目シンクヴェトリル国立公園やストロックル間欠泉、グトルフォスの滝などを巡ります。


最後に行ったセリャラントスフォスの滝では冬の間は凍っていることも多いのですが、私が訪れた時は暖かい日が続いておりラッキーなことに滝の裏側へまわることができました。想像以上にびしょ濡れになりましたが、なかなか滝の裏側を見る機会はないのでとても面白い経験でした!
次の日はカトラ火山のアイスケーブ(氷の洞窟)へ。
アイスランドと言えばスーパーブルーと呼ばれるヴァトナヨークトル氷河の氷の洞窟が有名ですが、今回は日程的に訪れることが難しかったのでレイキャビクから日帰りで行くことができるカトラ火山のアイスケーブへ行ってきました。
ヴィークという街でスーパージープに乗り換えオフロードを進みます。なかなかの揺れでこの時点ですでにアトラクション状態!


火山の麓に着いたら氷の上を歩くためヘルメットとアイゼンを装着して洞窟に向けて出発します。ガイドさんと共に滑らないように慎重に進んでいくと目の前に氷の洞窟が出現!!比較的新しい洞窟のためそこまで大きくはないのですが、風と水によって自然に作られた氷の洞窟は光に反射してキラキラしておりとても美しかったです。アイスランドならではの貴重な経験でした!


そしてメインイベントのオーロラ鑑賞!!
レイキャビクの街からでも見ることができるのですが、今回はより明かりの少ないところを求めて毎晩オーロア鑑賞ツアーを申し込んでいたのですが、最初の2日間は残念ながら天候不良のために中止・・・
なんとラストチャンスの最後の夜にとっても美しいオーロラに出会うことができました!!!



最初はうっすらと雲のような感じで出現したオーロラはどんどん色が濃くなり、ゆらゆらと動く光のカーテンは本当に神秘的でした。


実はその日の早朝にホテル近くの湖でもうっすらとオーロラを見ることができてはいたのですが、やはり周りに明かりがほとんどない場所に連れて行ってもらえるツアーへの参加はおすすめです。
念願のオーロラを見ることができて感動!!大満足の旅となりました。
ぜひ皆さんにもこの感動を味わっていただきたいです!