マルタマラソンに参加してきました！

2月22日から6日間で地中海に浮かぶ世界遺産の島マルタで開催されるマルタマラソンに行ってきました！今回一緒にマルタマラソンに参加していただいた方は、月に1回マラソンの練習会をしたりホノルルマラソンにも3回、台湾マラソンにも一緒に行ったお客さん兼親友の安田さんです。安田さんのおかげでマルタで過ごしてきた6日間はかけがえのない時間になりました！安田さんご参加ありがとうござました！

 14年ぶりに訪れた大好きな国マルタは地中海に浮かぶ孤島で、リゾート地でありながら歴史を感じる中世の街並みが色濃く残す異色の島国。イギリスから独立してから今年でちょうど60年を迎えます。

今回の旅行がどんな内容で、またどんな事を体験してきたかをお伝えしていきたいと思います。 今回の旅行を企画するにあたり6日間のスケジュールで計画をしました。そのため現地で過ごす時間が一番長くなるように羽田空港発着のトルコ航空を選びました。 フライトスケジュールは 往路は夜22時頃の出発でイスタンブール経由マルタに朝8時頃の到着。復路は夜20時頃のマルタ発で同じくイスタンブール経由羽田に夜20時頃到着。 初日の午前中から楽しむことができ帰国日も夕方までマルタを満喫してくる事ができました！

通常マルタへはエミレーツ航空にてドバイ経由でご案内することが多いのですが、現地での過ごす時間重視のプランニングでは羽田空港発着のトルコ航空がお勧めです。

まずマルタマラソンに関してマラソンのエントリーについてお伝えします。毎年2月の最終日曜日に開催されるマルタマラソンは開催前年の秋からエントリーが開始されます。マルタ政府観光局のホームページよりネットでの予約となります。2024年のエントリー料金はマラソン前年の年内予約で9,000円、マラソン等年のエントリーで10,000円となり、ハーフマラソンとフルマラソンが選択出来るのですがなんて驚く事にハーフもフルマラソンも同料金です！

23,000円から50,000円するホノルルマラソンのエントリー代金と比較するといかにエントリー代金がお値打ちか分かると思います。

マルタマラソンの制限時間に関してハーフマラソンは3時間と緩め設定に対してフルマラソンは5時間とかなり厳しい設定となっております。 いずれもエントリー代金にはマルタマラソンのオリジナルTシャツや記念品などが含まれ、さらに時間以内にゴールすることが出来れば完走メダルがもらえます。

ゼッケンなどの受け渡しはマラソン前日の夕方にゴール地点付近の指定ホテルで行われるます。その際にエントリー時に合わせて申し込みが必要なスタート地点までのバスチケットがもらえます。 スタート地点はマルタの古都イムディーナという街でバスで20分くらいかかります。 マラソン当時の朝指定時間までにゴール地点付近のバス乗り場まで各自集合してスタート地点まで送迎してもらいます。

今回フルマラソンは朝6時30分スタート。 ハーフマラソンは朝7時45分スタートでした。マルタマラソンの最大の特徴としてはマルタの古都イムディーナからノスタルジックな景色や城壁に囲まれた中世の街並みを走る事が出来る事です。また実際に走ってみて感じた事はコースが終始ダウンヒルで下り坂＆追い風でとても快適に気持ち良く走る事ができました！ 今まで日本国内やハワイ、台湾、バリ島で走ってきましたがこんなに気持ち良く走れるコースは初めてでした！

ただ今回のマルタマラソンは生憎雨の中で行われました。走りだしてしまえば涼しく感じて良かったのですが、スタートのまでの時間体を冷やさないように厚手のレインコートなどの準備が必須だと感じました。マルタならではの緩さを感じたのはスタート時間が3分ほど遅れた点。スタート時間が遅れたのは定刻より遅れたのは初体験でびっくりしました。 レースの沿道ではライブで歌を歌ってくれたり、管楽器の演奏や教会が鐘を鳴らし続けてくれたりと盛り上げてくれました。水分補給のエイドも頻繁にあり、なかには小学生くらいの子も手伝ってくれていたのでとても気持ちが和みました。ハーフマラソンに参加しましたがタイムは1時間52分。

涼しい気候でとても走りやすいコースでしたのでマルタマラソンはベストタイムへ挑戦しやすいマラソンになると思います。ゴールしてからはメダル・スポーツドリンク・バナナ・サンドイッチなど受け取り自由解散となります。

前日のマラソンゼッケンの受け取り、スタート地点までのバス送迎、ゴール地点など全てマルタのスリーマ地区になります。 マルタマラソンが目的で旅行に行く場合はスリーマ地区のホテルを選んだ方が全てスムーズにいきます。

私たちが選んだホテルはゴール地点から歩いて10分弱のプレルナホテル。スリーマ地区の4ツ星ホテルで海が目の前に見える広いテラスのシービューでも1泊朝食付きで2名1室で一人当たり¥15000〜¥20000くらいでお値打ちに泊まれます。朝食も料理のバリエーションが豊富で美味し頂くことが出来ました。 マルタは日本人スタッフや日本語の話せるマルタ人スタッフがたくさんいる現地ツアーデスクがスリーマにあり送迎や観光はもちろん食事や困り事の相談まで滞在中のサポートをしていただけるので安心して過ごしていただくことができます。 今回のマルタマラソン旅行に関しても到着日から空港に迎えに来ていただいてバレッタの観光など連れて行っていただき、マルタ名物のダイサという伝統的な船で海から見るマルタの街風景を楽しみました。

さらに夜にはマルタの名店ペッピーノーズレストラン3階テラス席でスピノーラ湾の夜景を楽しみながらマルタ初日の食事も楽しんできました。

また翌日のマラソン前日も透き通る神秘的な青い海のいろを誇る『青の洞門』歴史深い町並みの『シティーズ』、シーフードの美味しいレストランが立ち並ぶ漁村の『マルサシュロック』円形ドームが特徴的な『モスタドーム』など観光名所めぐりをしました。

滞在3日目はマラソン大会当日。 天気は生憎の雨でしたが初のマルタマラソン楽しんで走りきることがでました！

最終日にはスリーマのフェリー乗り場からバレッタまで往復3.8€で片道約5分でのフェリーでの移動を楽しみ朝から世界遺産の街バレッタで絵になる街並み散策、ショッピング、カフェ巡りを楽しんできました。バレッタの中には聖ヨハネ大聖堂や騎士団長の宮殿、アッパーバラッカガーデンなど見どころも満載です。

14年ぶりのマルタマラソンの旅でマルタを訪れ、改めてマルタの魅力を感じることができました。縦20km横30kmの小さな島国の中にリゾートと中世の街並みの共存、すべて石造りの街並み、船が浮かんで見えるほどの透き通る海、雰囲気の良い石造りの美味しいレストランの数々、オープンテラスのカフェ、治安が良く安心して観光できる仕組み、物価の安さ、英語圏、日本人ツアーデスクのある安心感、3つの世界遺産などあげればきりがありませんが、その中でもヨーロッパの旅行で現地に日本人の方がやっているツアーデスクがあり、そこでマルタが大好きな方々がサポートしてくださる旅行はとても安心感があります。

海外旅行でどこかいいとこないかな、とお探しの方に期待以上の体験をさせてくれる国だと自信を持って言えます。 またマルタは英語圏と言うこともありマルタ留学をされる方もたくさんいますし、マルタで海外ウェディングをご家族と一緒にされる方もいらっしゃいます。 治安も良く、物価も安く食事もおいしいそんなマルタに一度行ってみませんか。YouTubeでもいろいろマルタの情報を配信しておりますので興味のある方は『トラベラーチャンネル』チェックしてみてください。