フランス・アミアン&ランス観光とドイツの友人を訪ねる旅
この体験談を書いたお客様
浅野高さん
このたび,ジェイエスティさんにキャセイ・パシフィック航空のチケットの手配をしていただき,8月1日から8月14日までの2週間,フランスとドイツへ行ってきました。フランスではパリ北部のアミアンとランスにある大聖堂を見学し,そしてドイツでは長年親しくしている友人のお宅を訪問しました。
中部国際空港を出発し,香港で乗換え,翌朝パリに到着しました。パリ行きの飛行機が1時間半も遅れたため,パリからアミアンまで予約してあった列車に乗ることができるかどうかヒヤヒヤしましたが,かろうじて乗ることができました。アミアンはパリから急行列車で約1時間で着きます。市内のほとんどは徒歩で回ることができます。町の中央にはアミアン大聖堂がそびえ立っています。
この大聖堂は13世紀に60年くらいかけて建てられました。またアミアンは運河の町です。運河沿いから見る大聖堂はステキです。
また運河沿いのサン・ル-地区にはレストランがたくさんあり,観光客でにぎわっています。私もここで昼食を食べました。
アミアンで2泊した後,8月4日午前,アミアンを出発し,ロ-カル列車に揺られること約1時間,ラ-ンへ到着しました。私の知る限り,ラ-ンについては日本のどのガイドブックにも載っていません。以前,私の知り合いの愛知県立高校の先生が行かれたので,ずっと行ってみたいなあと思っていました。インタ-ネットでいろいろと情報を集めました。(ほとんどがフランス語ですが,英語版もあります)
駅舎を出ると,目の前の小高い丘の上に,壮麗なラ-ン大聖堂がそびえ立っています。
大聖堂というよりは要塞のようにも見えます。予約してあった駅前のホテルに荷物を置き,汗をかきかき,歩行者階段を登り,大聖堂にたどり着きました。
この大聖堂は1150年に着工し,1235年に完成しました。大聖堂の丘からは田園地帯が見られます。丘のはずれから見る大聖堂の姿もすばらしいです。
40分くらいでランスに到着します。
ランスはパリの北東約140kmの所に位置します。パリからも日帰りが可能です。ここも大聖堂で有名です。この大聖堂は13世紀に建てられました。
この建物はほぼ左右対称です。さらに歴代のフランス国王はランスの大聖堂で戴冠式を行いました。大聖堂内の聖壇の奥のステンドグラスはシャガ-ル作です。
ランスはシャンパ-ニュ地方の町ですので,シャンパンの本場です。私はMARTELというシャンパンの醸成庫を見学(説明は英語)しました。見学後に試飲をしました。4種類を試飲しましたが,どれもとてもまろやかで,美味しかったです。
シャンパンの醸成庫を見学はホテルや市内で申し込むことができます。
パリ北部のアミアン(Amiens),ラ-ン(Laon)とランス(Reims)はパリから日帰りでも行くことができますので,ぜひ興味のある方はお出かけください。
8月7日,ランスからTGVに乗り,ルクセンブルクを経由してドイツのトリ-アへ行きました。ここで1泊しました。翌日トリ-アのホテルに,ドイツ人の友達のEdithが家族と一緒に私を迎えに来てくれました。Edithは1984年にルクセンブルクのユ-ス・ホステルで知り合いました。Edithとご主人のLeoには,1996年暮れに会いましたが,今では4人の子供のお母さんです。Edithの自宅へ行く途中,モ-ゼル川沿いのワインの名産地Cochemへ連れて行ってもらいました。
その日の夕食はEdith宅でバ-ベキュ-でした。
Edith宅で1泊した翌日,Edithとお嬢さんのKatjaが私をケルンのホテルまで送ってくれました。
8月10日,ケルンからBad Pyrmontに住んでいる友人のHolme宅を訪問しました。友人のMartinと奥さんのTheaとは1982年に京都の東山ユ-ス・ホステルで知り合いました。それ以来,親しくなり,3年おきくらいに遊びに行っています。
またHolme夫妻の友人の誕生日パ-ティにも招待され,楽しい時間を過ごしました。
8月13日にフランクフルト空港からホンコンを経て,8月14日に無事,中部国際空港にもどってきました。
今回の旅行もサポ-トしてくださったジェイエスティの恵実さん,織田さんに感謝します。本当にありがとうございました。