世界の美術館入場者ランキング!
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世界の有名な美術館といえばどこを思い浮かべるでしょうか?
フランスのルーブル美術館、ロシアのエルミタージュ美術館、スペインのプラド美術館、イタリアのウフィッツィ美術館、アメリカ(ニューヨーク)のメトロポリタン美術館…
ざっと挙げてみても、名前を聞いたことがある美術館も多いのではないでしょうか。
よく『世界三大美術館』としてルーブル美術館、エルミタージュ美術館、メトロポリタン美術館が挙げられますが、実際に明確な定義があるわけではないのはご存じでしょうか?
いろいろと調べてみると世界三大美術館も様々な組み合わせがあったりします。
さて、世界の美術館で【入場者数の多い順】にするとどの順番になるか分かりますか??
世界の美術館入場者ランキングの1位~5位を調べてみたので、ぜひ予想してみてください!
では、答え合わせです!
ちなみに入場者数は2018年度のものなので、多少の変化はあるかもしれませんのであしからず。
第1位:ルーブル美術館
フランス(パリ)
約10,200,000人
「海外美術館で思い浮かべるのは?」と聞くとほとんど100%で返事が返ってくる、世界の美術館で一番有名といっても過言ではないのではないでしょうか。
73,000平方メートルを超える敷地面積に35,000点もの美術品が展示されているルーブル美術館。
パリ観光にかかせないスポットですが、広すぎて迷ってしまうスポットでもあります。
「モナ・リザ」や「ハンムラビ法典」、「ミロのヴィーナス」、ドラクロワの「民衆を率いる自由の女神」など、社会や美術の資料集で見たことがある有名な作品が目白押しです。
1日でじっくりすべて見るのは到底不可能なので、どう周るかを下調べしておくのがポイントです。
もしくはコンパクトに周るなら日本語の美術館ガイドツアーに申し込むのがおすすめです。
第2位:メトロポリタン美術館
アメリカ(ニューヨーク)
約6,950,000人
アメリカ・ニューヨークにあるメトロポリタン美術館が第2位です。メトロポリタン美術館は、マンハッタンのオアシス、セントラルパークに位置し、「The Met」(ザ・メット)の愛称でニューヨーカーに愛されています。
ここの特徴は非常にバラエティに富んでいるということ。コレクション数はその数300万点以上…。
フェルメールやカラヴァッジョなどのヨーロッパ絵画、クレーやクリムト、ゴーギャンなどの近現代美術、武器・鎧コレクションから彫刻、家具、調度品とさながら百科事典のような豊富さです。
無料の日本語ガイドツアーも行われているのでぜひチェックしてみてください。
第3位:バチカン美術館
バチカン市国
約6,760,000人
イタリアのローマに訪れたらぜひ足を運びたいバチカン市国。その中にあるバチカン美術館が第3位です。
ちなみにバチカン美術館は20以上の美術館や広場、中庭などから構成された複合施設になります。
その為、所蔵作品数の数も15万点以上とさることながら、館内構造がとっても複雑です。見るべきコースをシュミレーションしてから臨むのがおすすめです。
第4位:テート・モダン
イギリス(ロンドン)
約5,870,000人
第4位はテート・モダン。ロンドンを流れるテムズ川沿いに建つ近代美術館です。
本館はボイラーハウスと言われ、もともと発電所だった建物を再利用しています。
ピカソ、ダリやアンディー・ウォーホルの絵画作品から広いスペースを利用したアート作品まで、「これがアートか…」と芸術に浸ることができます。ちなみに、冒頭の床に石のようなものが置かれている作品もテートモダンに展示されています。
新館はスイッチハウスと言われ、ここには作品だけでなく、ロンドンの街を無料展望台があります。また、テート・モダンは入場無料というのも観光客に優しいです。
第5位:ナショナル・ギャラリー
イギリス(ロンドン)
約5,730,000人
第5位も同じくイギリス・ロンドンから。ロンドンは多くの美術館・博物館があり、その多くは無料という、アート好きにはたまらない都市です。
ナショナルギャラリーはロンドン中心部に位置し、ショッピングや食事に出かけた際やちょっとした待ち時間にもスッと行けてしまうアクセスが抜群の美術館です。
レオナルドダヴィンチやフェルメール、ターナーなどの作品が展示され、一番有名なのはゴッホ作「ひまわり」。歴史的にも重要な作品が無料で見れてしまうなんて…なんて太っ腹なのでしょうか。。。!
夜はライトアップされ、theロンドンの街並みに映えるのでぜひ訪れてほしいスポットです。
最後に…
一概に入場者数が多いから人気!というわけではないですが、多くの人を惹きつける魅力があることには変わりありません。
また日本ではなかなか美術館に足を運ぶ機会がないかと思いますので、「この絵、教科書でみたことある!」「授業で習ったやつ!」というちょっとした興味関心で構いません、足を運んで実際に見ていただきたいです。
実際に見ると、「こんなにも大きい作品なのか!」「本当に200年前のものなの?!」とたくさんの驚きやワクワクがあるはずです。