2013年06月10日 スタッフ帰国報告

アマンリゾート視察【アマンガニ】

鰐部

この記事を書いた人

鰐部 【留学担当】

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アメリカ中西部、ワイオミング州にあるアマンガニを訪問、至福の時間を過ごしてきました。 国立公園の中にある、ジャクソンホール空港に着陸前、雄大で荘厳な山並みのティトン山脈が迎えてくれました。 ジャクソンホール空港よりアマンガニへはレンタカーで移動。途中、交通渋滞 かと思いきや、そこには大型のエルク(ヘラジカ)を眺めることができるスポットがあり、国立公園に来た感動が増してきました。アマンガニまでの道のりは、「隠れ家へ続く道」と言う表現が相応しく、舗装路から砂利道へ、 さらに、道幅の狭いワインディングロードへ… 「本当にこんな荒野に、山奥に宿泊施設があるんだろうか…」空港を出て走ること約30分。ついにアマンガニへ到着しました。

すっかり夕暮れも終わり、ホテルの周囲は闇に包まれ、ひっそりとした雰囲気。 満天の星が輝く夜空の距離が日本よりも確実に近く思えるくらい、クリアな夜空が印象的でした。翌日は、グランドティートンのサンライズを拝むため、早起きをしてホテルを出発。 まだ夜が明ける前でしたが、ボクの行動をすでに察知していたのか、 アマンガニのスタッフは頼んでもいないのに、カップコーヒーとマフィンを用意してくれました。 多くのゲストが宿泊している中、個々のゲストの気持ちにも十分な配慮が行きわたるよう、徹底したおもてなしの気持ちが伝わってきました。 アマンガニを出発し、昨日到着した空港を横目に通り過ぎ、一路「スネーク・リバー・オーバールック展望台」へ。 途中、野生のムースを見るスポットがいくつかありましたが、限られた時間、貴重なサンライズを優先し、後ろ髪をひかれる思いで目的地まで約40分。到着するとすでにご来光目当てにカメラを構えた人々が何名もいました。 少し霧が被っていましたが、素晴らしい景色の中、感動的なサンライズを見ることができました。

その後、部屋に戻りフィッシングガイドが迎えに来るまで小休止。 念願のスネークリバーでのカットスロート・トラウトを釣りに出かけました。 グランド・ティトン山脈を眺めながら、のんびりドリフトボートでのフィッシングツアーです。 鱒のポイントを熟知したガイドはここぞという場所でボートを停めてくれます。 後はボクの腕次第。 何匹か良い型の鱒を釣り上げ、リリース。至福の時間を過ごしました。

アマンガニに戻り一息つくと何やら大きく黒い影がボクの視界を横切りました。 「クマ?マジ?」目を凝らしてよく見ると、木の葉をムシャぶりつく 大きなムース(ヘラジカ)がいました。 ホテル敷地内に悠々と歩くムース… これぞ、国立公園を肌で感じる瞬間でした。 アマンガニでの滞在はこれまでにない、感動的な時間でした。ホテルのデザイン、調度品のクオリティ、アメニティのこだわり… それらも確かに大事です。しかしながら、アマンリゾートの神髄である、ゲストへの心、気遣い、僅かな思 いやりの気持ち。これにボクは心を鷲掴みにされました。次回の予約を取るのも時間の問題です。

鰐部

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