沸騰“ドバイ”出張
この記事を書いた人
山田 【パッケージ担当】
中東アラブ首長国連邦(UAE)のドバイへ視察に行ってきました。
ドバイはアラビア半島のペルシャ沿岸に位置し、世界屈指の観光都市です。
日本からドバイへは、姉妹都市である大阪の関西空港、または羽田、成田両空港からエミレーツ航空の直行便が毎日就航しています。
ドバイは近年目覚ましい経済発展を遂げた世界屈指の都市といっても過言でないでしょう。Heritage&Cultureとでも言いましょうか、文明の十字路で生まれた街だと思います。
1960年に石油が産出され豊富なマネーが入ってきたのですが、当時の首長ドバイ建国の父と言われる“シェイクラシッド”がドバイの先を見越し、石油に頼らない経済政策を進めるために“観光” “金融“ ”貿易“に力を注いできました。
その昔は、ペルシャ沿岸の貿易国としてだけで生きてきたのですが、石油発見後は素晴らしい発展を遂げています。ドバイの街を見ると、目を奪われるのがビル群の摩天楼と無人モノレールのドバイメトロ。近未来都市の姿がすでにドバイで出来つつあります。これを見るだけでもドバイを訪れる価値があります。
高層ビルは、世界一高いタワー“ブルジュハリファ”や、世界一高いツインタワーのホテル“JWマリオットマーキース”などに代表されます。砂漠の柔らかい地盤に建てられた超近代的ビルです。
また、観光に力を注いでいるだけあり、至る所でリゾート開発が行われています。海の開発を担う開発デベロッパー“ナキール社”と、陸の開発デベロッパー“エマール社”がしのぎを削るように外資マネーを取込みながら今日もドバイが進化しています。
その開発をヘルプするのがスリランカ、インドなどから出稼ぎに来た外国人労働者です。ドバイの人口の約90%は外国人です。この街は中東に位置しますが、中東にある西洋の街とでもいいましょうか、イスラム文化と西洋文化が上手くミックスされています。安全でリラックスでき、リゾートステイとデザート(砂漠)ステイが可能な珍しい観光都市です。
世界一をキーワードに開発を進めるドバイですが、これからも様々なプロジェクトが発表されています。
映画で有名な米国パラマウント社と組んだ5スターホテル、“パラマウントタワーズ”や、世界最大の観覧車“ドバイアイ”と周辺地域をエンターテイメントエリアにする“ブルーウォーターズ”などこれからも目が離せません。
今回は、エミレーツ航空関西空港直行便で行ったのですが、エミレーツはエアラインランキングで常にベスト3に入る素晴らしいエアラインです。単独(マイレージでアライアンスに入らない)エアラインとしては最高ではないでしょうか?
特にファーストクラス、ビジネスクラスは是非、記念旅行にご利用いただきたいです。通称“スイート”と名付けられたファーストクラスは個室になっており、もはや部屋です。
またフルフラットのベッドと大きなモニターを備え、シートの上にテンピュールのマットレスを引いてくれるビジネスクラスはハネムーンや記念旅行などに特におすすめです。
ドバイ空港では専用のファーストレーンがあり、入国審査も早く、すぐにドバイの街へ繰り出せます。
ドバイのホテルは、海沿いの西側に“ニュードバイ”と呼ばれる地区がありますが、そこには世界中のラグジュアリーホテルブランドが進出しています。映画007で撮影に使用された高級リゾート“One&Only”や、タイのブランド”アナンタラリゾート“、バハマの”アトランティス“、カナダの”フェアモントリゾート“、アメリカの”JWマリオット“などなど。
今回はニュードバイにあるウエスティンに宿泊しましたが、場所もオンザビーチで素晴らしく、レストランでのブッフェ、イベント、隣にある姉妹ホテルのメリディアンとの連携もよく、プールサイドで優雅なリゾートステイが可能です。
また、世界初の7つ星ホテル“バージュアルアラブ”はそのすぐ東側に位置します。今回、そのバージュアルアラブのロイヤルスイートを視察したのですが、なんと1泊210万!だそうです。
凄い!の一言です。まさにアラブの富豪はケタが違います。
砂漠のリゾート滞在も楽しみで、スターウッドグループのラグジュアリーコレクションの“アルマハ”、ジュメイラリゾートの“バブアルシャムス”はいずれも砂漠にできたオアシスが我々を別世界に連れて行ってくれる特別な場所です。
ドバイでの楽しみ方は、第一に“デザートサファリと呼ばれる4WDで行く砂漠の疾走ツアー&アラビアンナイトです。
砂漠を疾走しながら夕日を見て、ラクダに乗り、”ヘナ“と呼ばれるイスラムの文化体験、アラビアンバーベキュー、ベリーダンスなどを楽しみます。
他には、イスラム文化体験も興味深いです。現地のムスリムの方々と交流でき、昼食をともにしながらざっくばらんにイスラム文化、宗教、家族に関して話し合います。
日頃、日本ではあまり知られてないイスラム文化に触れることができます。
他にも、水族館、スケートリンク、映画館などが併設された巨大モール”ドバイモール”、世界一高層なビル”ブルジュカリファ”、ラスベガスのベラッジオの噴水を手がけた会社が作った”ドバイファウンテン”なども見どころです。
とにかく広いので1日居ても飽きません。ゴルフ場もトーナメントが行われるくらいの素晴らしいコースが揃っています。
また、ドバイ発のエミレーツ航空を使えば、欧州の各国やアフリカ、モルディブなどと組み合わせた旅が可能です。
まさに夢の旅行、オンリーワンの旅行がアレンジ可能です。ラグジュアリーとはお金をかけるだけではなく、時間をいかに有意義に使うか、だと思います。ドバイには時間を有意義に使える要素がたくさん揃っています。