コロナ禍の海外ハネムーン
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JSTスタッフ
【失敗しない秘訣とは?】
コロナが流行して2年以上が過ぎました。コロナ前に計画していた新婚旅行もコロナによりキャンセルせざるを得ないカップルの方も多かったと思います。
2022年の4月頃から各国の規制緩和も進みヨーロッパなどではワクチン未接種でも行ける国も増えてきました。そこで今回は海外新婚旅行を計画されている方にぜひ参考にしていただきたい内容をご紹介します。
まずは海外新婚旅行の現状から見てみましょう。人気の渡航先はやはり断トツ、ハワイです。全体の約60%という驚異的な割合です。その理由は日本から直行便で行けて、日本語が通じるから安心ということで一番の人気です。
次にヨーロッパ方面(イタリア、フランス、イギリスなど)が約20%。ヨーロッパは国によっては完全開国(コロナ前と同じ)で観光客を受け入れています。
次はビーチ系(モルディブ、タヒチなど)が約10%程度。とにかくビーチでのんびりしたい派の方々。
次はアメリカ(ニューヨーク、ロサンゼルス、オーランド)などです。特にディズニーランドを訪れたいカップルの方が多く、全体の約5%程度。オーストラリアの規制緩和によりこちらも5%程度の割合です。
コロナ前と変わったことはオプショナルツアーが混載(他のお客さんと一緒に参加)ではなく、プライベートツアーでの対応になったことが一番大きく変わっています。特にヨーロッパがその傾向が強いです。
今まで心配されていた帰国後の隔離は、新型コロナウィルスの感染リスクが低い国からの帰国の場合は、日本到着時の検査は不要になり、ワクチン未接種でも隔離がなくなりました。しかし感染リスクの高い国からの帰国の場合は、隔離が必要になっています。
ここでひとつ注意したいのはパスポートの残存期限です。約2年も海外に行っていない間にパスポートの有効期限がすでに切れてしまっているという方が結構多いので、お気を付けください。渡航先によっては残存期限が6か月以上必要な国もあります。
失敗しない秘訣のキーワードは「価格よりも安心感」です。コロナ禍での海外旅行は何かと心配事が多いはず。現地でスケジュール通りにうまく進まない場合や何かのトラブルに巻き込まれた際には現地に相談ができるトラベルデスク(緊急連絡先)があると安心です。インターネットで航空券だけ手配した場合はその安心感を得ることができませんので注意が必要です。
また海外でコロナになってしまった場合、非常に心強い海外旅行傷害保険の加入もお忘れのないように。。。海外の医療費は日本とは比べ物にならないほど高額です。
予定の詰め込みすぎも注意が必要です。せっかくの海外旅行なのでいろいろオプショナルツアーなど組み込みたいと思いますが、あえて何もしない日を1日作ることで、疲労度も軽減されて心にもゆとりができ、カフェでのんびりしながら人間ウオッチングもいいのではないでしょうか。
この時期に海外に行かれる際には下調べも重要になってきます。特に美術館、博物館、レストラン、観光地の定休日、予約制なのかどうかなど。コロナ前とは全く変わっている可能性があるので要注意です。
海外は入国規制は緩和されてきていますが、帰国する際のPCR検査はまだ必要です。現地のクリニックで飛び込みで検査を行おうと思っても長蛇の列ということにならないように事前に日本から予約をすることができますので、出発前にできることは済ませていきましょう。
最後にコロナ禍の海外新婚旅行に行かれる際のキーワードは「価格よりも安心感」ということを覚えておいていただけると幸いです。
これから新婚旅行をお考えの方はぜひチェックしてくださいね♪