2024年06月04日 最新旅行情報

絶対失敗しない空港の乗り継ぎ!

航空券担当 後藤

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航空券担当 後藤

  • ミニマムコネクティングタイム
  • 国際線乗り継ぎ
  • トランスファー
  • 遅延
  • シェンゲン協定

夏が近づいてきて、海外旅行のシーズンが本格化してきますね。海外旅行に行くとき、皆さんが少し不安に感じるのは、空港での乗り継ぎなどではないでしょうか?そのような不安を解消するために、以下の情報をぜひ覚えておいてください。

乗り継ぎのルール

ミニマムコネクティングタイム

「ミニマムコネクティングタイム」は、空港での乗り継ぎに必要な最低時間を指します。この時間は、空港や乗り継ぎの航空会社によって異なります。乗り継ぎの契約がある航空会社同士では、短い時間で乗り継げますが、契約がない航空会社との乗り継ぎでは、時間が長くなることもあります。
この最低乗り継ぎ時間を把握し、それに余裕を持った時間を準備することが重要です。例えば、フランクフルトの空港は広大な空港ですが、東京からフランクフルトを経由してロンドンへのフライトでは、最低乗り継ぎ時間は40分となっています。しかし、実際にはオンタイムで到着したとしても、40分で乗り継ぐことはほぼ不可能です。

広大なフランクフルト国際空港
広大なフランクフルト国際空港

その場合、カウンターに行って次の便に振り替えてもらう必要があります。この「ミニマムコネクティングタイム」、つまり最低乗り継ぎ時間をきちんと超えた形でチケットを購入すれば、その後の便に振り替えてもらうことは可能でが、それでも英語で交渉するのは大変ですよね。そのため、私たちは常に「最低の乗継時間 + 1時間」を余裕として持つことをお勧めします。
また、国際線の飛行は時間通りに行われることは少なく、遅延が発生することもあります。そのため、乗り継ぎ時間は多めに取ることがおすすめです。特に、国際線から国際線への乗り継ぎでは、3時間から4時間の余裕を持つことが理想的です。これにより、安心して乗り継ぎを行うことができます。

特に注意する乗り継ぎ

特に注意が必要な乗り継ぎは、国際線から国内線への乗り継ぎや、最初の都市での入国審査が必要な場合です。例えば、アメリカ本土へ行く場合、ロサンゼルスで一度乗り継ぎをし、そこで入国審査を行い、荷物をピックアップして再度預けてからシカゴへ行くといった流れになります。このような場合、乗り継ぎ時間は十分に考慮する必要があります。

ロサンゼルス国際空港
ロサンゼルス国際空港


また、ヨーロッパでは「シェンゲン協定」があり、その協定に加盟している国を乗り継ぐ場合、最初に入った国で入国審査を行う必要があります。入国審査では、パスポートの内容をチェックされます。最近では、パスポートを機械に読み取らせて入国審査を完了するシステムが導入されている空港もありますが、人がチェックする場合もあります。そのため、乗り継ぎよりも時間がかかることがあります。
逆に、海外から日本に帰ってきて、日本から国内線に乗って地方都市に戻る場合も、入国審査や荷物のピックアップなどで時間がかかることがあります。そのため、余裕を持った時間のフライトを手配することが重要です。
以上のように、特に注意が必要な乗り継ぎは、国際線から国内線への乗り継ぎなどです。これらの情報を覚えておくことで、スムーズな旅行が可能になります。

空港で迷わない方法

空港で迷うことは誰にでもありますが、心配は不要です。なぜなら、空港は初めて訪れる人でも迷わないように設計されています。まず、落ち着いて周囲を見てみると、地図や案内看板があります。これらは、イミグレーション、トランスファー(乗り継ぎ)、到着(Arrival)への道を示しています。

バンコク国際空港
バンコクの空港でも明確に案内看板があります

次に、自分がどこにいるのか、乗り継ぎまでの時間はどれくらいあるのかを確認しましょう。多くの航空会社では、機内のパーソナルモニターで、自分の便がどのゲートに到着するかを事前に知ることができます。その情報を元に、自分がどこからどこへ移動すべきかを計画します。それでも不安な場合は、空港のスタッフに尋ねることも忘れないでください。スマートフォンで情報を探すよりも、直接スタッフに尋ねた方が早く、確実な情報を得られます。
また、大きな空港では移動に時間がかかることもありますし、トイレ休憩などで時間が取られると、乗り継ぎまでの時間が予想以上に短くなることもあります。そのため、乗り継ぎには余裕を持ったスケジュールを立てることをお勧めします。

まとめ

空港での乗り継ぎは、事前の準備と理解があれば難しくありません。しかし、例外的な状況として、インターネットでLCC(格安航空会社)とフルサービス航空会社の航空券を別々に購入した場合、自分自身で全てを判断し、行動する必要があります。このような状況は事故が起きやすいです。基本的には別々の航空会社を別々に購入することは避けるべきです。しかし、それが避けられない場合は、翌日の便を予約するなどの対策が必要です。
海外航空券を手配する際は、一つの航空券で確実に手配することが最も安心です。これにより、荷物の不便さを避けることができ、保証された部分が増えます。少し安いからといって無理にアレンジをし、リスクを増やすと、後で宿泊費が必要になったり、逆に費用が高くつくことがあります。そのため、これらの点に注意して安全な旅をお楽しみください。

動画でも案内していますので、是非ご覧ください。

航空券担当 後藤

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