メリーモナーク添乗記
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山田 【ハワイ担当】
4/23より自身3度目となるメリーモナークに行ってきました。
メリーモナークとは”陽気な君主”という旧ハワイ王朝の君主だったカラカウア王に敬意をささげる意味で名づけられた、ハワイで最大規模のフラダンスの大会です。
会場はビッグアイランド・ハワイ島のヒロにある4000人以上収容するスタジアム。
メリーモナークは通常、イースター(キリスト教の復活祭)と呼ばれる週の日曜日から始まります。その期間は”メリーモナークウィーク”としてヒロの街が世界中の人たちで賑やかに、華やかになります。
その週の水曜日はクラフトフェアという地元の工芸品の販売、ホイケから始まり木曜日がミスアロハ(女性フラのミスを決める)、金曜日がカヒコ(古典フラ)、土曜日がアウアナ(現代フラ)です。
会場は熱気ムンムン。この日にかける各ハラウ(フラのチーム)の意気込みが舞台から伝わってきます。
宿泊は、いつものハワイアン8カフェ村。ヒロまで車で約1時間です。1200坪の敷地にはハワイの花やパームツリー、マンゴーの木などが植えられ、長閑な田舎町での滞在は都会の喧騒を完全にシャットダウン。
到着日にはウェルカムBBQです。地元カウ産の牧草で育てられたビーフや野菜などが振舞われ、時差ボケもすっかり取れました。
また朝の目覚めが気持ちよく、オーガニックのハチミツやヨーグルト、庭で取れたパパイヤやマンゴーなどがテーブルを彩ります。今回は初の試みで広い庭でレイメーキングをしました。
庭で摘んだり近くで購入した色鮮やかなプルメリアやティーリーフなどで、ハワイ伝統のレイを作りました。気持ちの良い気候のもとで最高の体験です。
夜は晴れると満点の星空が帰宅を待ってくれます。レンタカーを降りてしばし夜空を見上げてから、コテージに入ります。
滞在中、ハワイ島カリスマガイドのKUMIKO HASEGAWAさんの案内で、キラウエア火山とその周辺、昨年の溶岩で紛失したプナ地区のアイッザックヘイルビーチまで足を延ばしました。KUMIKOさんの絶妙なトークと知識に皆様しばし聞きほれ、メモを取ったりうなずいたり、さすがのガイドでした。
ハワイは島ごとに雰囲気や特徴が違います。オアフ島も良いところですがハワイ島、マウイ島、カウアイ島、ラナイ島、モロカイ島にもそれぞれの良さがあり、2つの島に行くと2つの違う国に行ったような感じになります。
ワイキキもハワイ、カイルアもハワイ、ハワイ島もハワイです。ハワイは素晴らしい場所が各島に点在するので、是非一度は離島におでかけください。その意味ではハワイ島のハワイアン8カフェ村も、フラの合宿やセミナーなどで小グループ旅行としてご利用頂くこともお勧めします。
ハワイ最終日は、キラウエアの火口が見えるレストラン “ボルケーノハウスレストラン”にて。