2020年03月23日 最新旅行情報

長時間フライトを快適に過ごすコツ

航空券担当

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【海外専門旅行会社スタッフが伝授します!】

「長時間のフライトをいかに快適に過ごすか?」私たち海外専門旅行会社のスタッフでもヨーロッパやアメリカなど8時間以上かかるフライトはどうしても疲れが出てしまうもの。

できれば、時間を無駄にせずに、現地到着後すぐ観光モードに入りたくありませんか?
海外旅行のプロである私たちが実際に行っている、長時間フライトを快適に過ごすコツをご紹介します。

フライトに乗る前に準備しておきたいコツ、フライト中のコツをまとめてみました。

目的に合う座席をチョイス

「お手洗いに行きがちなので通路側がいい」「できるだけ自分の世界に入りたいから窓側がいい」「CAさんに頼みやすいギャレー近くがいい」…など人それぞれ自分の目的に合った座席があるはずです。

事前に座席指定ができれば万々歳ですが、できない場合はオンラインチェックインや当日のカウンターのチェックイン時に交渉してみましょう。好みの席がゲットできる、できないで快適さは随分変わります。

防寒具を準備する

日本から真夏のハワイやリゾートに行くときでも、機内は真冬…なんてことも少なくありません。CAさんにブランケットを貰っても凍えてたなんて声も。

そんな時に強い味方が、荷物にならない携帯できるアウターです。
(個人的にはユニクロのウルトラライトダウン一択です!必要ない時は枕やクッション代わりになります!)

また、かさばらないヒートテックやストールがあってもよいですね!

ちなみになぜ機内はあんなに寒いのかご存じですか?理由としては、下記2つが挙げられます。知っておくと納得です。

≪日本人よりも海外の方は暑がり≫
例えば欧米の方の平均体温は、日本人よりも約1度ほど高いこともあります。また、暖かい国の方はガンガンの冷房に慣れているので耐性があったりします。

≪機材を守る為に低湿度に設定≫
飛行機の多くの機器は結露が起きると故障の原因になりかねません。安全のために低湿度に保たれています。低湿度ということは体感温度が低く感じられるということ。低い温度×低湿度で日本人にとっては「寒い」と感じるというわけです。

ゆったりした服&締め付けない靴

長時間フライトでは足のむくみが気になるところ。ジーンズなどの堅い素材よりはゆったりとしたボトムがおすすめです。スカートもひざ丈は冷えやすいのでロングスカートが良いでしょう。

また足元は締め付けない靴、もしくは折り畳みスリッパを活用するのがベスト。機内で靴を脱いで足元が見えない中また履くのは面倒ですし、靴を脱ぐ習慣のない欧米の方からするとあまり良い顔をされないこともあります。

メイクは落とす

機内は極端に乾燥していますので、肌への負担が心配です。メイクは落として保湿をたっぷりした上で搭乗されることをおすすめします。

「すっぴんはちょっと…」という方は、機内では落として肌を整えて着陸前にササっと機内のお手洗いでメイクを直すのがおすすめです。

コンタクトレンズは外す

メイク同様、コンタクトレンズを着用している方は、フライト前にメガネに変えておくことをおすすめします。機内はとても乾燥しているから!

実際、そのまま寝てしまって、コンタクトが目に張り付いて到着後病院に搬送されたケースもあるほどです。搭乗後でもよいですが、衛生面やフライトの揺れなどを考えると搭乗前に準備した方が良いですね。

アイマスク&耳栓

機内でできるだけ良質な睡眠をとりたい方におすすめしたいのが、アイマスクと耳栓の活用。

特に光をシャットダウンするアイマスクは、隣の方の液晶画面や読書灯の少しまぶしい…!という光も気にならず睡眠に集中できます。

また、個人的にはホットアイマスクも長時間フライトにもっていきたいリラックスグッズです。

水分をたくさん摂取

上の文章で飛行機内は低湿度とお伝えしましたが、低湿度ということは「のどが渇く」ということ。実際、機内は砂漠よりも乾燥しています。エコノミークラス症候群などを防ぐには、水分をきちんと摂取することが大切です。

コーヒーや紅茶のような「カフェイン」が含まれているものではなく、「ミネラルウォーター」を摂取するよう心がけましょう。

ストレッチとマッサージ

エコノミークラス症候群は血流が悪くなることで発症します。水を飲むことと時々身体を動かして、血流を巡らせることが大切です。

お手洗いに行くついでに機内を歩いてみたり、座りながら足を動かすストレッチをしてみたり、マッサージしてみたり。

使い捨てカイロを使って首や腰などを温めて血流をよくすることもおすすめです。カイロはものによっては持ち込みNGですが、使い捨てカイロは機内持ち込みOKですので、冷え性の方にもぜひお勧めです!

長時間フライトも対策をすれば、きっと楽しい空の旅になるはずです。
現地到着後に休憩して時間を無駄にするよりは、フライト中を準備期間と考えて有効活用してみましょう!

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