南米旅行

何語を話すの?英語は通じますか?

中南米の主要言語はポルトガル語(ブラジル)、スペイン語(その他の国々)です。

基本的に英語が通じる人は多くないとお考えください。観光案内所や旅行会社、外国人が多いホテルやレストラン、 ビジネスマンやエンジニア、医師等には英語が通じることもあります。JSTでは日本語ガイドを付ける事を提案させていただいております。観光など専属プライベートガイドがアテンドさせていただきますので、治安面など不安が多い方でも安心してご旅行いただけます。

気候やベストシーズンは?

季節は日本と真逆ですが、日本のように四季がなく、観光の中心となるアンデスでは乾季(5~10月)、雨期(12~3月)に分かれます。

雨期と言っても一日中雨が降り続く事はまれですのでさほど問題はありません。雨具やはきなれた運動靴、レインジャケットやフリース、冬に行かれる場合はダウンジャケット、帽子、手袋などが必要となります。マチュピチュへは1年中多くの観光客が訪れます。毎年6月24日にはクスコでインティライミ祭があるため、 この前後のクスコのホテルやマチュピチュ列車は予約が取りにくいことがあります。 この時期のご旅行はお早めのご予約をお勧めします。 なお、徒歩でマチュピチュを訪れるインカ道のトレッキングは、 例年2月はインカ道がメンテナンスのため閉鎖となるため、 行うことはできません。 (メンテナンス時期は年によって変動の可能性があります) 列車やバスで訪れる観光は通年可能です。 その他、目的地によって「パタゴニアならやはり1・2月」あるいは「エンジェル・フォールへのボート・ツアーなら雨期」など場所によっては明確なところもありますので、お気軽にスタッフまでお問合せください。

時差はどの位?また時差ボケ解消法は?

ペルーは日本よりマイナス14時間、パラグアイとその周辺諸国、ブラジルやアルゼンチンは日本とほぼ 12時間(10月第2日曜から2月第3日曜までマイナス11時間)差があり、昼と夜がちょうど逆になります。

到着した日の午後から、体は日本の深夜の時間帯を過ごしていることになり、強い眠気に悩まされます。 これを解消するためには様々な方法があるかと思いますが、まずフライト中から現地時間に合わせて行動すること、最初の数日は日の出ている時間には寝ないということが一番効果的なようです。

ビザは必要ですか?

日本国籍の方が多く渡航する国の中で、ビザが必要な国は、ブラジルとなっております。

マチュピチュ遺跡で有名なペルーや近年ウユニ塩湖への観光客が急増しているボリビアやアルゼンチンなどにつきましては、90日以内であればビザは不要となっております。他の国につきましては、滞在期間によって違いますので御予約の時に確認して頂きます様お願いします。

通貨は何が良いでしょうか?

ご出発前に米ドルの現金を準備していただき、 空港で両替をしていただくことをお薦めいたします。

中南米で日本円から現地通貨への両替はできたとしても手数料が高く、難しいとお考えください。 市内の両替商などもございますが不利なレートやお釣りをだまし取られる場合があるのでご注意ください。 ホテル、レストラン、お土産店など外国人向けの多くの場所ではドル現金が使用できますので、短期のご旅行の場合、あまり多額の現地通貨は必要ありません。 エクアドルのように米ドルがそのまま通用する国もありますし、その他の国でも米ドルの信用は高く、そのまま使えるところもあります。ドルで払った場合、現地通貨でお釣りを渡されることが多いですが、その国を出る前に残さず使い切ることをお勧めします。またドルをご用意の際、小額紙幣(1ドル、5ドル、10ドル紙幣など)大目にご用意いただくと良いでしょう。ドルのトラベラーズチェックも有効ですが、現金に比べ換金レートが悪いのであまり両替にはお勧めいたしません。 またドル現金ほど使い勝手も良くありませんのでご注意下さい。クレジットカードにつきましては、(VISA,MASTER,AMEX)でしたらほぼどの都市でもご使用いただけます。(JCBは殆どご使用いただけません)

どのようにプランニングすればいいですか?

南米旅行は欲張るととんでもない結果になってしまいます。余裕を持った日程で、南米旅行を味わい尽くす気持ちでプランニングしましょう。

日本から遠く離れた遙かなる南米大陸まで足を運ぶわけですから、色々行って観てみたい気持ちは皆さんあることでしょう。でも、欲張ってはいけません。 疲れに行くようなものです! 訪問地によっては移動に1日かかる場所もあれば、本来数日間じっくり滞在すべき場所なのに、ほんの数時間の滞在になったり、 飛行機の遅延など、予期せぬハプニングで日程を完璧にこなせなくなったり…

最短で何日間必要ですか?

マチュピチュを訪問するには、最低【7日間】は必要です。

しかしながら、これはあくまでも最低旅行日数であり、あまりお勧めできる日程ではありません。南米に行くと、日本ほど交通機関が発達しているわけではないので、予定していた列車やバスが運行しないといったことも十分考えられます。まずは、お休みの期間を確認いただき、南米旅行に費やすことのできる時間、旅行日数をお聞かせください。お客様のご希望をお聞きした上で、ベストな行程を提案し、無理のないスケジュールをアレンジ致します。

予算はいくらくらい?

南米の旅行の場合、できるだけお金をかけずに陸路の移動手段を使ったり、ホテルもユースホステル、バックパッカー向けの簡易宿泊施設を利用することによりコストを下げることができます。

しかしながら、せっかくの南米旅行です。場所によっては、グレードの高いホテルに宿泊したり、時間をセーブするために飛行機の移動を選択したり、旅の内容を調整することにより、希望の予算に近づけることができます。まずは、皆さんの南米旅行の予算をお聞かせ下さい。

飛行機はどうすればいいですか?

日本から南米への直行フライトはなく、まずはロサンゼルスなど、北米都市を目指すことになります。

名古屋からの出発の場合、北米にそのまま到着できる、「デルタ航空」がお勧めです。近年、テレビCM、雑誌、メディア等で紹介されるようになった、幻想的な景色で有名な「ウユニ塩湖」への旅の拠点となるのが、ラパス(ボリビアの首都)です。ラパスは、“陸の孤島”と呼ばれるくらい、就航便が少なく、ウユニ塩湖を行程に入れる場合、スマートに航空会社を選択する必要があります。ラパスへのフライトは、ズバリ、「アメリカン航空」。組み立てにくいウユニ塩湖絡みのスケジュールを全て解決してくれます。具体的なプランは、南米旅行専任スタッフまでお問い合わせください。

マチュピチュへの行き方は?

マチュピチュ遺跡訪問には、まずは麓の村、「マチュピチュ村」を目指すことになります。

一般的な方法は、クスコより鉄道(+バス)の手段になりますが、 欧米人をはじめ、アウトドア派に人気があるのは、古くから伝わる、「インカ道」を歩きながら、本格的な装備で臨む、トレッキングの方法です。ハネムーンなどで訪れる場合は、マチュピチュ遺跡を発見したアメリカの探検家の名前が由来の豪華列車「ハイラムビンガム号」がお勧めです。列車はヨーロッパの豪華列車オリエント・エクスプレスの車体そのものを利用しているため、豪華な車内はもちろん、ディナーをはじめ、クオリティの高いサービスが定評です。片道から手配可能ですので、帰路に「ハイラム・ビンガム号」を利用してクスコまでの道のりを優雅に過ごすのがお勧めです。マチュピチュ村から遺跡への移動は、シャトルバスを利用します。

治安はどうですか?

観光で訪れる事の多い南米の各国の政情は比較的安定しており、特に宗教的なテロ活動などもございません。

但し、他地域と同様に都市部などでは夜間や、早朝の一人歩きは避けた方が良いですし、いかにも観光客という格好はしない方がいいでしょう。荷物はなるべく一つにまとめ、取られないようにしっかり持ち、人の集まる空港、駅周辺や観光地などではご自分の荷物は目を離さずにご注意ください。マチュピチュ遺跡など、外国人旅行者の多い観光地はまず大丈夫です。基本的な事に注意していただけば、あまり神経質になることはないでしょう。

高山病にかからないためには?

高山病を防ぐ最大の対策は、充分に時間を取って体を高度に慣らすことです。また体調にも左右されますので、余裕のある日程が大切です。

南米旅行ではクスコ(ペルー)、ラパス(ボリビア)など高度3000~4000mの都市へ立ち寄る機会 が多く、 高山病の恐れがあります。症状としては頭痛、息切れ、食欲不振、吐き気、めまいなどです。JSTでは体調に考慮し、徐々に高度を上げていくような行程をご提案しています! 《ペルーの場合、リマに到着して翌日はナスカ地上絵観光に行き、3日目からクスコ(標高3400M)経由でウルバンバ(同2800M)やマチュピチュ (同2400M)に入るなど》 その他に急な動きや激しい運動は控える、水分をたくさん摂る、熱いお風呂への入浴や飲酒、喫煙、睡眠薬の服用は避ける事などが大切です。 軽い頭痛の場合には普段飲みなれている頭痛薬を服用することで軽減できます。事前に服用しておくことで対策にもなりますが、個人差があるのでご注意下さい。それでもおかしいと感じたら、安静にし、なるべく早く低地に戻ることが重要です。

トイレ事情はどうですか?

主要な観光地では大方トイレ事情も整備されてきつつありますが、まだまだ遅れているのが現状です。

トイレットペーパーは無いところが多いので、ティッシュは必ず持っていきましょう。又、便座はあっても座面(いわゆるU字型の部分)がついていないところもあります。 携帯用ティッシュペーパーやウェットティッシュなどは必需品です。

虫除け対策はどうすればいいですか?

中南米をご旅行いただく際に必ずご用意いただきたいのが虫除けです。

これはアマゾン川やジャングルだけでなく、マチュピチュなど一般的な観光エリアでも周囲には密林が広がっている場所がありますので同様に注意が必要です。JSTがおすすめする虫除け対策としては、暑くても薄手の長袖長ズボンを着用し肌の露出を最小限にしたり、日本で市販の虫除けをこまめに使用(蚊取り線香も効果あり!)することです。現地の虫除けは、効果が強い分、かえって肌がかぶれたりするなどという報告もあります。 安全面でやはりお勧めはできないので、日本にて多めにご用意いただくのがよろしいかと思います。日本で虫除けご購入の際、手押しポンプタイプか塗るタイプをお求め下さい。(ボンベタイプは航空規定上お持ちいただけませんのでご注意ください。)

飛行機に乗り遅れないためには…?

この最低乗継時間以上の乗継時間を取っていれば、もし1区間目のフライトが遅れて、次の便に乗り継げなかった場合でも、航空会社は最終目的地までの保障をしてくれます。

航空会社では、各空港での最低乗継時間、業界用語ではMCT(Minimum Connecting Times)を設定しています。JSTではこの最低乗継時間にプラス30分することをルールにしています。 例えば、アメリカのデトロイトの最低乗継時間は1時間30分です。 アメリカは最初に到着した都市で入国審査をする必要があるので、 到着⇒入国審査⇒荷物のピックアップ⇒荷物の預け入れ⇒セキュリティチェック⇒乗継という流れになります。 上記の流れを1時間30分で完了させるのは、かなり慣れた方でも大変です。 ですので、JSTでは乗継の良い便を見送り、その後の30分後の便を手配しています。

マチュピチュでの過ごし方は?

マチュピチュには少なくとも丸2日間は滞在できるように余裕を持っていただきたいです。

はるばる地球の裏側まで時間をかけて来るのです。例えば何かの理由で到着が遅れ、遺跡観光の時間が短縮してしまった場合、また天候の理由で写真撮影に満足できなかった場合など、マチュピチュ村から数回は遺跡まで足を運ぶ気持ちで、マチュピチュ滞在は気持ちに余裕を持って計画すべきです。 マチュピチュ遺跡内(付近の高いホテル)で宿泊する必要はありません。 「村」から遺跡までは、ほんの30分なのですから。色々な角度から空中都市マチュピチュを眺めて、アレコレ空想に耽りながら過ごせば一日はあっという間に過ぎてしまいます。少なくとも二回は、村から通って遺跡を見学することをお勧めします。

保険に加入した方がいいですか?

日本ご出発前に、海外旅行傷害保険にご加入することをお勧めします。

ご旅行中に、病気、怪我により医療機関の治療を受けた場合、日本の保険は利用出来ないことがほとんどです。 海外旅行傷害保険のご案内をすると、『クレジットカード付帯の保険があるからいらないです。』とおっしゃる方がいます。クレジットカードの旅行傷害保険は確かに毎度毎度加入手続きをする必要がなく、手間が省けて便利かもしれません。しかしレジットカードには困った時の現地連絡先が書いてありますか? 書いてないですよね。 AIUの海外旅行傷害保険では、保険の申込と同時に現地連絡先を記載したハンドブックが手渡されます。24時間日本語対応の連絡先などが記載されています。そして保険で何よりも高額になりえるのが、ケガ、病気などにかかった際の治療費です。ボリビアは標高が高いため、高山病にかかって入院するお客様も稀にいます。 最近では飛行機の遅延による乗り継ぎミスやロストバゲッジが増えておりますので、その際にも海外保険が適用されます。

変圧器や変換プラグは用意したほうがよい?

都市にもよりますが、おおよその都市は220Vの都市が多いです。

最近のデジカメやパソコンその他旅行用の家電製品は海外の電圧に対応している機器が増えています。充電器やコンセントのアダプター部分に適用電圧の記載が ありますのでまずはこちらをご確認ください。  電圧が対応していない場合には変圧器をご用意ください。プラグも都市によりますが、日本と同じ縦型2穴(Aタイプ)を備えているホテルもありますが、 原則的にはC型が多いので変換プラグはあったほうがよいでしょう。空港の旅行グッズ店でも販売されています。

食事はどんな感じでしょうか?

南米料理は多種多様な魚介類、野菜、果物が取れ、又豆料理も多く、比較的日本人の口に合うでしょう。

東南アジアの激辛料理のような刺激の強い味付けはなく、受け入れられやすいです。 JSTではその時のお客様の体調やご気分にあわせてホテルや市内のレストランにてお取りいただく事をお勧めしております。また現地ガイドにご相談いただければお勧めのレストランなど教えてくれます。現地伝統料理をお楽しみいただけるレストランですと、お一人様あたりUSD30.00ドル~位はかかるものとお考えください。もちろん庶民的なところでは5ドルも払えば満腹ですが、衛生面でオススメできないところも多いのでご注意ください。

持っていくといいものはありますか?

①三脚。また、広々とした景色を撮影できる、②広角レンズ。さらに、当然のことながら、③高山病対策用の薬。また、慣れない土地での水は、いくらお店で購入するペットボトルの飲料水であっても少し抵抗がある… そんなデリケートな方には、④スポーツドリンクの粉末が重宝します。高山病対策の一つに水分補給がありますが、 飲み過ぎは禁物です。お腹を壊してしまったら大変なので、必要最低限の水分補給ですむように、水よりも体に吸収の早い粉末ドリンクは効果抜群なのです。 最後に睡眠不足も高山病にかかる理由の一つなので、ぐっくり眠れる、⑤安眠グッズも持参すべき必須アイテムです。

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